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99年から社会人野球に元プロ選手が出場可能

 日本野球連盟は昨年12月8日に開いた理事会で、これまで拒否していたプロ野球退団選手を社会人野球に受け入れることを決めた。99年から実施される。

 選手の受け入れ条件は、

1.対象選手は自由契約選手のみで前年度以前に退団した者に限る。
2.登録期間は1月1日から4月30日までに選手登録した場合、その年から出場できる。
3.プロ野球選手は1チームにつき二人以内(投手は一人まで)。外国人選手と合わせて3人以内とする。
4.監督、コーチなど以外ではプロ再入団を認めない。
5.チームの活動休止などを除き、在籍チームの円満退部証明書がなければ転籍再登録はできない。
6.登録者に対する契約金、支度金などの授受は認めない。

などとなっている。

 これにより、今後、プロ野球を退団しても野球を続けたいという選手に道が開かれたことになり、社会人野球のレベルアップも期待できる。

 社会人野球とプロ野球のあつれきは61年4月にプロの中日が社会人の日本生命から柳川福三選手を引き抜く形で契約し入団を発表したことが発端となった。
  “プロのシーズン中はアマチュアの引き抜きは行わないかわりに、アマチュアはプロ退団者を受け入れる”という協約を違反したとして社会人側は態度を硬化。同年5月、プロ退団者受け入れ拒否を決めた。しかし、78年には退団者を監督やコーチとして受け入れ始め、92年からはプロ選手による指導を認めるなど、アマ・プロ間では協力態勢がとられるようになってきていた。