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IOCサマランチ会長が来豪


 IOC委員の来豪に続き、IOCのファン・アントニオ・サマランチ会長が4月25日シドニーを訪れ、オリンピック村をはじめとするオリンピック施設の視察を行った。IOC委員同様、サマランチ会長も「多少の問題はあるものの、準備の進み具合に満足している」旨を述べた。

 オーストラリア国内では、SOCOGx会長が労働党政治家のナイツ氏であるため、野党の保守党が政治的偏りを訴え、「オリンピック運営に政治権力争いがからんでいる」と非難を呼んでいる。このことについてサマランチ会長は、「オーストラリア国内の政治問題はIOCの管轄外。『オリンピックのコマーシャル化を防ぐため、政府と二人三脚の運営を』と初めに要求したが、どの政党であれ、その時点で政権を握っている政党がしっかりとした仕事をしてくれれば問題ない」と明言した。

 2000年には80歳になるサマランチ会長だが、来豪中も毎日のトレーニングを欠かさず、相変わらず精力的。シドニーのジョン・ハワード首相、ニューサウスウェールズ(NSW)州のボブ・カー知事、オリンピック大臣のマイケル・ナイツ氏と会談を済ませた後は、フィジーをはじめとするオセアニアの島々のオリンピック委員会を訪問した。