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シドニーの公害問題が深刻化


 美しい都市というイメージの強いシドニーだが、このところ、今まで語られていなかった公害問題が浮き彫りになり、問題になっている。

 下水処理の設備がしっかりしていないため海への汚水垂れ流しが行われ、ビーチの汚染がひどくなったのは7年ほど前で、その後、外洋に汚水を流すようになったため、最近では海岸線の水質は改善されたとされていた。しかし、それでも潮の流れによって、しばしば海水浴中の子供たちが目の痛みを訴えるという事態も起きている。また12月に入ってからはスモッグが広がり、好天候なのに空が曇る日が続いた。

 国際オリンピック委員会 (IOC)のメンバーが来豪した際には、オリンピックパーク周辺の汚染が問題とされ、2000年のオリンピック時には美しいシドニーを見せようと意気込んでいたオリンピック関係者はこの問題を重大視し、問題解決に本腰を入れることを発表した。

 世界で6番目に国土が大きいオーストラリアは地下鉄などの交通網が発達していないため、交通手段をバスや自動車に頼らなければならないこともあって空気汚染の主な原因は排気ガス。排気ガスによる汚染レベルはロンドンの2倍近いといわれ、実際どんな解決方法が、あと2年の間に可能かということが問われているが.....。