他の年のニュースソースはこちらから。
HOME > シドニー大会情報 > ニュース > 1998

無念の豪サッカー界、シドニーに向けての後日談


 オリンピックでの観客動員数がトップクラスの競技ということもあって、オーストラリアのサッカー協会はシドニー・オリンピックに向けて、サッカーをもっとメジャーなスポーツにしようとキャンペーンを続けている。その成果も上がり、サッカー雑誌はサッカー・オーストラリア、ワールド・サッカー、インターナショナル・サッカーなど全部で5誌も発行されるまでになった。

 しかし、そのキャンペーンのハイライトとなるはずだった11月29日のワールドカップ予選アジア・オセアニア・プレーオフのホームでの最終戦は、イラン相手に不覚の引き分けに甘んじた。おかげで、本戦出場はフイに。試合の翌日の町中には、だれもがこの敗戦のショックを口にするありさまで、オーストラリアはまさに4年前に日本が味わった”ドーハの悲劇”状態に陥った。

 こんな落胆の反面、マーク・ビドカをはじめとする若手が目覚ましい実力を見せたことも事実で、オリンピックの出場年齢は23歳以下だけに、国内ではシドニー・オリンピックでのサッカーの活躍に期待が集まりつつある。

 オーストラリア・サッカー協会は、今回のワールドカップチーム監督のベナブルズを続けて起用する予定。また、オリンピックコーチであるブランコもアシスタントコーチとして任務を続ける予定だ。