OLYMPIAN2025
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JOCPHOTO KISHIMOTOPHOTO KISHIMOTOPHOTO KISHIMOTO32about JOCメントの普及・啓発活動として取り組んでいる事業の一つです。保健体育における体育理論の中で、「オリンピックや他の国際スポーツ大会等が国際親善や世界平和に大きな役割を果たしていること」という文化としてのスポーツやオリンピック・ムーブメントの意義について学習することが明示されています。発を目的として、「オリンピズム(オリンピック精神)」や「オリンピックバリュー(エクセレンス、フレンドシップ、リスペクト)」をより身近に感じてもらうため、その体現者であるオリンピアン(オリンピック出場選手)が先生として、中学校 2 年生を対象に授業形式で行う「オリンピック教室」を実施しています。2011年度の本事業開始から14年間で総参加者数は50,000名を超えました。ント事業専門部会所管の下、JOC アスリート委員会が中心となって、オリンピアン等を対象に開催しています。アスリート自身が「オリンピズム(オリンピック精神)」や「オリンピックバリュー(エクセレンス、フレンドシップ、リスペクト)」を改めて学び、アスリート間のネットワーク構築を進めることにより、オリンピック・ムーブメント事業への積極的な参加を促すとともに、アスリート自身の今後の活動に役立てることを目的として開催しています。ンピック委員会(IOC)及びアジア・オリンピック評議会(OCA)の活動を参考に、「JOC アスリートフォーラム」という新たなプログラムにも取り組んでいます。「オリンピック教室」は、JOC がオリンピック・ムーブ文部科学省が定める学習指導要領では、中学校 3 年生のこれを受けて JOC は、体育理論の学習に向けた事前啓「オリンピアン研修会」は、JOC オリンピック・ムーブメまた、2023年度より、本研修会の一環として、国際オリ「オリンピックデーラン」は、 6 月23日のオリンピックデーを記念して、オリンピック・ムーブメントの一環として全世界で行われているイベントの一つです。日本では JOCが主催となり、1987年より全国で開催しています。幅広い年齢層を対象に、スポーツの楽しさと「オリンピズム(オリンピック精神)」や「オリンピックバリュー(エクセレンス、フレンドシップ、リスペクト)」の理解を促すことを目的として、参加者とオリンピアン(オリンピック出場選手)が 2 km 〜 4 km のジョギングやオリンピック実施競技体験など、さまざまなプログラムを一緒に楽しみます。なお、JOC では、2011年 3 月11日の震災後、東日本大震災復興支援 JOC「がんばれ!ニッポン!」プロジェクトを立ち上げ、「オリンピックデー・フェスタ」を中心に、オリンピアンやアスリートがスポーツを通じた被災地交流を行ってきました。2021年度から、オリンピックデー・フェスタはその役割を、このオリンピックデーラン事業に引き継ぎ実施しています。オリンピック教室https://www.joc.or.jp/event/class.htmlオリンピアン研修会https://www.joc.or.jp/event/olympianworkshop/オリンピックデーランhttps://www.joc.or.jp/event/dayrun/

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