OLYMPIAN2025
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日本オリンピック委員会(JOC)は2025年4月21日(月)、「TEAMJAPANシンボルアスリート・ネクストシンボルアスリート認定式」を開催した。TEAMJAPANンボルアスリートに認定された10名のうち、ともにパリ2024オリンピックで金メダルを獲得した陸上競技女子やり投の北口榛花選手、レスリング女子の藤波朱理選手、北京2022冬季オリンピックで銅メダルを獲得したフィギュアスケート女子の坂本花織選手の3選手が新たに選出された。認定式には2025年~2028年のTEAMJAPANト、TEAMJAPANネクストシンボルアスリートのうち、海外遠征中の選手らを除くシンボルアスリート8名、ネクストシンボルアスリート9名が出席。最初に主催者を代表して三屋裕子JOC副会長の挨拶、星香里常務理事からのシンボル・ネクストシンボルアスリートの制度説明の後、ネクストシンボルアスリート14名が認定された。海外合宿中などの選手を除いた9名が登壇し、多少緊張しながら現在の心境や今後の意気込みなどを語った。続いて尾縣貢専務理事から10名のTEAMJAPANトの認定が行われ、8選手が登壇した。坂本選手(スケート)は「非常に光栄ですし、これをきっかけにより良い演技をみなさんの前で披露できるように頑張ります」とコメント。継続となった渡部暁斗選手(スキー)は、「どういうアスリートが象徴として理想とされるかは大きく変わってきていると思う。何をもってシンボルなのかを自分でも考えながら活動したい」と話した。見延和靖選手(フェンシング)は、「オリンピックのメダルを目指すのと同じくらい、日本のアスリートを象徴するシンボルアスリートになれたらいいなという思いをずっと抱いていたので認定されてうれしかったです。さらに応援してくださったみなさんが同じように喜んでくれたことは非常にうれしい思い出」と笑顔で語った。さらにスペシャルコンテンツとして行われたトークセッションでは、TEAMJAPANネクストシンボルアスリートから、普段接しない他競技のシンボルアスリートへの質問が行われ、「何を意識して練習や試合に取り組んでいるか」「本番にピークを持ってくるために取り入れているピーキング法」など、トップアスリート同士ならではの疑問をぶつけ合った。トークセッションの最後には北口選手が「様々な競技の方々とお話しするだけで色々な発見があり、自分に役立つことはたくさんあると感じました。スポーツをしている人もしていない人も、多くの方と交流することが大切だと思います」と、子どもたちに向けてメッセージを送った。シンボルアスリーシンボルアスリーMiu SASAKI/PHOTO KISHIMOTOPHOTO KISHIMOTOPHOTO KISHIMOTO27TEAM JAPANシアスリート同士による意見交換で盛り上がり、会場は大いに沸いたシンボルアスリート、ネクストシンボルアスリートによるトークショーTE AM JAPAN シンボルアスリート・ネクストシンボルアスリート認定式

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