と、参加国・地域も競技数も多く、本当に大きなイベントだと感じています。入江 が、アジア競技大会は、オリンピックと同様に選手村があったり、食堂があったり、オリンピックシンボルのついたウェアを身につけたり、TEAMJAPANとして挑むプレオリンピックといった位置づけのようになっています。中には優勝してアジアで1位になるとオリンピックの枠を得ることができる競技もありました。ちなみに、選手村はみんなで共同生活する楽しい雰囲気ですし、個人的にはそれを想像するだけでワクワクしますし、好きなんですよね。僕も実は5回出ているのです大久保 なるほど。そう聞くと、私もワクワクします(笑)。いろいろな国や地域の方に会えますものね。入江 そうなんです。そういう近い距離感で「村」となっている大会はないですし、選手としても楽しいですよね。大久保 アンバサダーとして、選手村も取材してみたいですね。どこにできるのでしょうか。入江 今大会に関しては、新たな試みとして選手はクルーズ船と移動式宿泊施設等に分かれて宿泊する形になる予―― 定です。ただ、選手が集まるような食堂はできるようなので、ぜひ取材して体験してみてほしいです。大久保さんは愛知県田原市ご出身ということでアンバサダーに選ばれました。話を聞いてどのように思われましたか。大久保 愛知県出身ということで選んでいただいて本当にうれしいです。ただ、「アジア競技大会・アジアパラ競技大会のアンバサダー」と聞いた時も、正直なことを言えばあまりピンと来ていませんでした。でも、こういう公的なポジションを任されるのもタレントとして信用があってこそだと思いますので、オファーをいただけたということには感慨深隣の豊橋市でもさまざまな競技が行われたり、愛知県の海側、山側、いろいろな場所を広く使っていただけるんですよね。愛知県に行かれることはありますか。入江 行くことはあるのですが、どの市がどこにあるかなどはちょっとまだ分からないです。大久保 られますが、海の幸、山の幸、実は愛知にはおいしいものもいっぱいあります。この機会にいろいろと魅力を感じてもらえたらうれしいです。名古屋グルメなどと取り上げさもあります。いざふたを開けてみると、アンバサダー就任イベントの際も、大村秀章愛知県知事や行政の方々と一緒に並ぶような形で、厳かな雰囲気でしたよね。入江 ぜひ大久保さんのキャラクターを出してもらいたいです。まだまだ、アジア競技大会を知らない人も多いので、そういう素の大久保さんが表現する感覚によって、身近に感じてもらえるといいですよね。アジア競技大会も、1994年に広島で開催されて以来、32年ぶりの日本開催となります。今回は愛知・名古屋で開かれることについてはどのような期待感がありますか。大久保 本当にうれしいですね。会場を見ると、名古屋ももちろんなのですが、私の地元、渥美半島南側の田原市でもサーフィンが実施されたり、すぐAFLO SPORT23※本インタビューは2025年6 月 5 日に行われたものです。全文はこちらSpecial Interview
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