OLYMPIAN2018
10/44

10四位一体で全員でつかんだ金メダル——メダル獲得おめでとうございます。皆さんの感想をお聞かせください。髙木美 どの種目もメダルをとった時の気持ちは違って、特別な思いはそれぞれにあると今は感じています。菊池 私は個人のメダルも目指してずっとスケートをやってきました。そのレースでは自分の滑りすらできなくてすごく悔しい思いをしましたが、チームパシュートに向けて少し時間があったので、「みんなで絶対にメダルをとりたい」と気持ちを切り替えて臨んだことがメダル獲得につながりました。 実際にメダルをもらって家族やスタッフなどたくさんの人が喜んでくれているのを見て、この瞬間をみんなで共有することができたのは本当に幸せなことだと感じました。髙木菜 パシュートはみんなで金メダルをとりにいったメダルでした。オリンピックという舞台で、自分たちがずっととりたかったメダルをみんなでとれたことは誇りに思いますし、本当にうれしかったです。(菊池)彩花さんがすごく感動して泣いてくれたおかげで、「金メダルってすごいんだな」と実感できました。佐藤 パシュートは期待も注目もされていて、私自身すごくプレッシャーを感じました。本当に初めて「こんなに緊張するんだ」というくらい大きな緊張感も味わって。その中で、この金メダルという結果はものすごくうれしいものですし、ここまでチームパシュートにフォーカスしてやってきたからこそ、喜びがものすごく大きいとあらためて思いました。一番いい色のメダルをとって、たくさんの方からメッセーAYAKA KIKUCHI 菊池 彩花AYANO SATO 佐藤 綾乃NANA TAKAGI 髙木 菜那MIHO TAKAGI 髙木 美帆スケート・スピードスケート女子チームパシュート 金メダル つかんだ栄光平昌オリンピックの女子チームパシュート決勝では、オリンピックレコードをたたき出して、日本史上初となる金メダルを獲得したチームジャパン。さらに、髙木菜那選手&美帆選手の姉妹が今大会躍動し、チームパシュートの金メダルを含め、2人合わせて5つのメダルを獲得した。世界の頂点に立った4人が語るメダルを手にした気持ち、メンバーへの思いとは。

元のページ  ../index.html#10

このブックを見る