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2018.02.24 オリンピック

【平昌リポート】メダル授与式が見られる平昌、氷上競技なら江陵 2つのオリンピックパークを紹介

【平昌リポート】メダル授与式が見られる平昌、氷上競技なら江陵 2つのオリンピックパークを紹介
オリンピックパークには競技観戦以外にも楽しめるスポットがたくさん

 2月9日から、韓国で開催されている平昌オリンピック。日本代表選手団はフィギュアスケートの羽生結弦選手とスピードスケートの小平奈緒選手が金メダルを獲得するなど活躍。最終日まで選手たちの戦いぶりから目が離せません。

【平昌リポート】メダル授与式が見られる平昌、氷上競技なら江陵 2つのオリンピックパークを紹介
18時過ぎ、チケットブースには行列ができていた

■オリンピックムードを楽しめる「オリンピックパーク」

 各国・地域の選手が活躍する会場の熱気はもちろんのこと、オリンピックでは競技会場の外でもそのムードを楽しむことができます。大会の中心地として賑わいを見せているのが、「オリンピックパーク」と呼ばれる、競技施設やイベントブースが集まった公園です。

 今大会のオリンピックパークは、雪上競技が行われる山岳地域にある「平昌オリンピックプラザ」と、氷上競技が実施される沿岸地域の「江陵オリンピックパーク」の2箇所。当日の試合チケット、または2000ウォン(日本円で約200円)の入場チケットで、誰でもパーク内に入ることができます。

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フィギュアスケート男子のメダル授与式に大勢のファンが集まった(写真:アフロスポーツ)

■メダル授与式を見られる平昌オリンピックプラザ

「平昌オリンピックプラザ」には、開・閉会式会場の平昌オリンピックスタジアム、メダル授与式が行われるメダルプラザ、大会公式グッズを販売するスーパーストアなどがあります。この場所で試合は行われないものの、昼間はオリンピック・シンボル前での記念撮影やお土産購入を楽しむ人々の姿が目立ちます。さらに夕方になるとプラザ入場口に向かって、家族連れや友人同士など人々がぞろぞろと集まり出し、付近の交差点は人でいっぱいに。羽生結弦選手が金メダル、宇野昌磨選手が銀メダルを獲得したフィギュアスケート男子のメダル授与式では、日本から駆けつけたファンもたくさん来場していました。

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「スピードスケートを見にきました」と話すご家族。日本語で話しをしてくれた
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アメリカのカーリング代表チームのご家族。「コリアンバーベキューはとてもおいしかったです」と韓国の食事も楽しんだそう

■競技会場がたくさん 江陵オリンピックパーク

 一方の江陵オリンピックパークは、氷上競技会場が集まる中心地。平昌からは高速鉄道で30分程離れた沿岸地域にあるパークです。ここにはアイスホッケー、スピードスケート、カーリング、フィギュアスケート、ショートトラックを実施する5会場があります。取材した18日は、アイスホッケー男子やスピードスケート、カーリングに韓国代表が出場するとあって、「スピードスケートが好きです。これから見に行くのが楽しみですね」と話すお孫さん連れの男性や、「アイスホッケーを見に来ました」とボディーペインティングを楽しむ人など、試合開始前からそれぞれの時間を楽しんでいました。
 中にはカーリングのアメリカ男子代表のご家族も。「僕たちの子どもたちが出場しています。毎日応援しているんです」と話してくれました。

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隣り合って人々を迎える「Tokyo 2020 JAPAN HOUSE」と「Team Korea House」
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「Team Korea House」のインフォメーションセンターで案内をするボク・スジンさん。「日本語を勉強していたことがあります」と笑顔

■大盛況の「Tokyo 2020 JAPAN HOUSE」「Team Korea House」

 江陵オリンピックパークには競技会場の他に、東京2020大会に向けた「Tokyo 2020 JAPAN HOUSE」、韓国を紹介する「Team Korea House」といったパビリオンをはじめ、韓国の海苔巻きである「キンパ」やスープなどの韓国料理“K-FOOD"を味わえるフードコート、大会公式グッズショップなどがあり、訪れた観客を楽しませてくれます。

 Tokyo 2020 JAPAN HOUSEでは、自分の体をスキャン・撮影してアバターをつくり、東京の街が映し出された大スクリーンに登場させるコーナーや、自分の好きな写真をプリントした折り紙で折り鶴をつくるコーナーなど体験型スペースが充実。隣のTeam Korea Houseでは、韓国の伝統衣装を着られるコーナーや、ダンスゲーム、観光案内所があり、各ブースを興味津々な様子で覗く人たちであふれ、すれ違うのがやっとな程の盛況ぶりでした。

 大会は終盤ながらオリンピックパークは、世界中から集まる人々の熱気でいっぱい。高揚感にあふれたムードが、ますます大会を盛り上げてくれそうです。

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