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2008.05.29 選手強化

米田功さんが子供たちにエール!JOCジュニアオリンピックカップ大会支援事業

日本オリンピック委員会(JOC)は、オリンピックを目指す次世代の子供たちに夢を与えることを目的に、「JOCジュニアオリンピックカップ大会支援事業〜オリンピアンからのメッセージ〜」を実施している。

今年度の第1弾は、5月24日、大阪府河内長野市の関西サイクルスポーツセンター自転車競技場で開催された「2008年JOCジュニアオリンピックカップ自転車競技大会兼2008年ジュニア世界選手権自転車競技大会代表候補選手選考会」で実施。大会参加選手及びその指導者・保護者、自転車関係者など約250名を対象に、アテネオリンピック体操金メダリストの米田功さんが開会式時に激励を行った。

米田功さんが子供たちにエール!JOCジュニアオリンピックカップ大会支援事業
選手たちに激励をする米田功さん

激励の中で米田さんは、「今日はじめて自転車競技を観戦したが、スピードや迫力もさることながら、相手と駆け引きする場面ではどちらが勝つか予測がつかず、精神力が必要な競技だと感じた。これから自転車競技を見るのがより楽しみになった」と感想を述べた後、「自分が選手生活で学んだことは、調子の良い時よりも、悪い時にどれだけ練習をするかということ。今結果が出ている選手は、それを自信につなげ、さらに頑張って欲しいし、怪我や故障で思うように結果がでない時は、逆に伸びていくチャンスだと思って前向きに練習に取り組んで欲しい」と具体的にアドバイス。また、「2016年に東京でオリンピックを開催するために招致活動をしている。このオリンピックでは、皆が主役となり活躍してくれることを楽しみにしている」と後輩たちへ力強いエールを贈った。

米田功さんが子供たちにエール!JOCジュニアオリンピックカップ大会支援事業
初めて見る夏冬両オリンピックのメダルと2人のオリンピアンに感激する選手たち

その後、米田さんがアテネオリンピックで獲得した金メダルと銅メダルを披露。また、同じく開会式で挨拶した黒岩敏幸JOCアスリート専門委員からもアルベールビル冬季オリンピックのスピードスケートで獲得した銀メダルが披露され、選手たちとの写真撮影等が行われた。「モチベーションが一気に上がりました」と金銀銅の3つのメダルと2人のメダリストに囲まれて気持ちを高揚させている選手のほか、「テレビで応援していたオリンピック時のメダルだと思うと、改めてあの感動が甦ります」「子供たちがこれからも競技を続けられる環境を整えてあげたい」という保護者の方の声も聞かれた。

次回は、6月12日に熊本県菊池市で開催される、ボートの平成20年度JOCジュニアオリンピックカップ第6回全日本ジュニア選手権大会兼2008年U19日本代表選手選考会開会式時に、オリンピアンによる講話を行う予定である。

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