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2016.12.06 オリンピック

長野冬季オリンピックの聖火台をIOCへ寄贈 オリンピック・ミュージアムで展示へ

長野冬季オリンピックの聖火台をIOCへ寄贈 オリンピック・ミュージアムで展示へ
聖火台制作者の菊竹清文さん(左)と、フランシス・ガベ館長(右)

 1988年の長野冬季オリンピックで使用された聖火台が、国際オリンピック委員会(IOC)が運営するオリンピック・ミュージアム(スイス・ローザンヌ)に寄贈されることになり、11月14日に現地で式典が行われました。式典には聖火台を制作した情報彫刻家の菊竹清文さんが出席し、ミュージアムの館長を務めるフランシス・ガベIOC遺産文化部長よりCERTIFICATE(証明書)が贈られました。

 長野オリンピックの聖火台は、初めて地球環境に配慮した聖火台として窒素酸化物(Nox)、二酸化炭素(CO2)の排出が少ない天然ガスを使用。モニュメント部はチタンの鏡面と鋼にオリンピックカラーが彩色され、日本独特の自然環境である四季の変化と調和したデザインとなっています。

 今回の式典にあたり、菊竹さんは「聖火台が(オリンピック・ミュージアムに)設置されたことを誇りに思います。オリンピックは開催期間中だけの一過性のお祭りではなく、世界中のアスリートにとって夢であり、憧れであり、永遠の世界平和の祭典です。未来を担う子どもたちのためにも、親近感、感動を共有し合うためにも、オリンピックフラッグのもと、新しい物語を提供する社会貢献が重要になってきていると思います」と語りました。

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