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2016.08.06 オリンピック

【日本代表選手団コメント】リオデジャネイロオリンピック開幕に寄せて(陸上競技、サッカー、テニス、ボート)

■陸上競技

・右代啓祐(旗手)
「今回、旗手を務めさせていただくことになりました。非常に光栄に思いますし、開会式では選手団の先頭に立って堂々とした歩きを見せられるように、しっかりと仕事をしたいと思います。競技の方では2大会目のオリンピックということで、ロンドン大会が終わってからの4年間でしっかりと積んできた部分もあるの で、自己記録の更新によって8位入賞、さらには上も狙うことが出来ると思います。しっかり自分の力を発揮できるように、旗手も競技も両方とも頑張りたいと 思います」

・飯塚翔太
「200mでは決勝進出、リレーではメダル獲得が目標です。(200mは)20秒台を切りたいですね。リレーはチームワークが大事なので、みんなで一つに なって目標を共有できるようにしたいです。短距離はチームワークが良いことが強みで、誰が走ってもいいパフォーマンスが出せるという信頼感と自信がありま す」

・ケンブリッジ飛鳥
「とても楽しみです。オリンピックではファイナルに残るのが目標です。持ち味は後半の走りなので、それが世界でどこまで通用するかというのを見ていただけたらと思います」

・高瀬慧
「200mで決勝進出を目標にしています。そのためには自己ベストを出すことが必須になるので、まずは自己ベストを出して自分の力を出すことを目標にして いきたいと思います。リレーに関してはまだメンバーが決まっていないですが、しっかりとアピールして走るメンバーに入って、メダルを目標にしていきたいと 思います。ロンドンの時、僕は下のほうでついていくだけだったので、若いメンバーをしっかり僕が引っ張っていきたいなと思います。落ち着いて周りが見えて いる状況が自分の良い状態なので、いかにそこに近づけていけるか。今までお世話になった方に感謝の気持ちを伝えられるような力強い走りを目標にしているの で、そこを見てほしいです」

・山縣亮太
「自己ベストを1本目から出していかないと勝負にならないので、しっかり1本目から狙って、準決勝もベストを更新するような走りをして決勝に出ることを目 標にしたいです。今年は一緒に出る日本代表の100mのメンバーもレベルが高いですし、そういった中で切磋琢磨していければ結果はついてきやすい環境にあります。リレーのことを考えてもこんなに心強い仲間はいないので、走る4人が力を合わせれば今年のリレーは相当良いところにいくと思っています。今シーズ ンは中盤からの加速にも磨きがかかったので、スタートの飛び出しと中盤の加速を見てもらえればかなり面白いレースになると思います」

・桐生祥秀
「最高のパフォーマンスをして負けないようにしたいです。ラウンドを重ねつつ決勝をイメージしていって、中間疾走で良い感じの加速が乗ればいいかなと思います。リレーは誰が走るか分かりませんが、メダル圏内だと思うので、メダルを意識していきたいです」

・野澤啓佑
「目標は予選をしっかりと通ることです。そこから準決勝、決勝とどう進むかをイメージしていきたいです。そのためには自分のレースが確実にできるかどう か、冷静にレースを組み立てられるかが鍵になると思います。今年になってレース展開を変えて、前半のスピードを生かせているので、世界の選手たちとどう 戦ってラストどこまで粘れるかがポイントだと思っています」

・矢澤航
「僕の種目は日本記録が出て12年経っているので、日本記録を更新したいです。日本記録を更新できれば準決勝には進めると思うので、準決勝に進んでしっかりと走りたいです。日本代表に選ばれた責任を持ちながら、変な緊張感にのまれないようにいつも通りしっかりとやりたいと思います」

・松下祐樹
「昨年の世界陸上では準決勝で敗退して大会を終えてしまったので、その借りを返すというか、今年は準決勝で勝負をすることを目標にここまでやってきまし た。僕は前半のスピードが海外のトップ選手に比べて遅いので、逆に後半が得意だからと割り切って、前半でいかに力を使わずにスピードを出せるかということ を重点的にやってきました。あとはラストの100mで海外の選手をまくるだけだと思っているので、自分の持ち味を最大限に生かして勝負をしたいなと思いま す。『松下はラスト100mがあるからまだまだ期待できる』と思って見てもらえればうれしいです」

・新井涼平
「陸上競技はメダルに届くか届かないかという成績が多いのですが、自分は可能性があると思っているので、しっかり準備をして90m以上を目標としてメダル を獲得したいと思います。(そのためには)体力もそうですが、技術力が重要になってきます。もっと下半身の力を投てき方向に向けられればメダルが見えてくると思います。また、自分は助走スピードがほかの選手よりも速いので、そこの勢いの良さを見てほしいです」

・設楽悠太
「ずっと目標にしていたオリンピックの舞台に立つことができて本当にうれしく思っています。昨年の世界選手権の悔しさもあるので、その悔しさを晴らせるような走りをオリンピックでしたいです。レースでは最初から後ろにいたら結果もついてこないので、積極的に前に出て、最初から前の位置でレースを進めて、我慢すれば絶対に結果がついてくると思って頑張ります」

・高橋英輝
「非常に良い準備ができていますし、オリンピック本番でも良い順位、良いパフォーマンスができるように頑張りたいと思います。20キロ競歩では前半のス ローペースからの急激なペースアップがあるので、それにしっかり対応できるように準備していくことが大切だと思っています。今回のオリンピックで私たちが 活躍することで皆さんに注目してもらえるといいなと思うので、しっかり自分の力を出し切ってメダル獲得を目標にやっていきます。是非テレビなどで見て応援 してもらえたらと思います」

・松永大介
「練習も順調にできていますし、ワクワクしています。オリンピックは初めての出場になりますが、メダルを狙って頑張りたいです。(レースが)一番動くラス ト5キロの対応力を練習で培ってきたので、そこをしっかり発揮できればと思っています。自分はペースを上げる時に一気に上げたりするので、競歩でも意外と スピードが出るんだなというところを実感してもらいたいです。競歩も駆け引きなどがあって見ていて面白いので、是非楽しみにしてもらいたいと思います」

・森岡紘一朗
「前回のロンドンオリンピックで自己記録を更新したんですが、そこから(記録を)更新できていないことが自分の中で引っかかっているので、まずは自己記録 を更新して、その結果、入賞やメダルに届いたらいいなと思います。身体の変化もありますし、成長している部分も感じているので、まずはコンディションを しっかりと整えること。それさえできれば、記録の面では4年前は確実に超えられる状態にあると思います。私は海外での警告を一度も受けたことがなく失格も ないので、ほかの選手と比べても歩形に関してはこだわっています。競争という面だけでなく、歩き方も見てほしいです」

・谷井孝行
「メダルを目指しつつ、自分の力を出し切れる状態を作りたいと思います。競歩は陸上競技の中で一番(距離が)長い種目ですが、そういった種目であるという ことをまずは知ってもらいたいです。メダルを取ることで注目のきっかけになると思いますし、数年後、数十年後に競歩の認知度が高まっていくためにもオリン ピックや世界陸上などで結果を残していく必要があると思っています。50キロ競歩は非常に長い種目ですが、選手は最後まで必死に歩き続けますし、自分の長 所としてはその中で粘りを発揮することなので、最後まであきらめない姿を見てもらいたいと思います」

・荒井広宙
「最低入賞、チャンスがあれば当然メダルを目標に頑張りたいと思います。コンディショニングをしっかりしていかないと実力を発揮できないと思うので、現地 での睡眠時間や食事といった基本的なところを大切にしていきたいです。持ち味は後半の粘り強さなので、後半の苦しい場面でも粘ってがんばっているところを 見てもらいたいです」

・佐々木悟
「12月の福岡国際マラソンが終わっていち早く準備ができていたので、良い状態で本番に向かえそうです。アフリカ勢が強いのですが、その中でしっかり粘って8位入賞を目指して頑張ります。後半、ペースが上がってからどれだけ粘れるかを見てほしいと思います」

・石川末広
「ロンドンオリンピックの男子マラソンでは中本(健太郎)選手が日本勢最高の6位だったので、その順位を上回れるような結果を出せるように頑張っていきます。いかにフレッシュな状態でスタートラインに立てるかだと思っているので、本番までの期間は特別なことをやるわけではなく、いつも通りの練習をやっていくつもりです」

・岡田久美子
「初の大舞台ということで緊張していますが、思い切ったレースができるようにしっかり準備して臨みたいと思います。初出場ということで、積極的なレースを して8位入賞を目指します。前半から積極的に入賞が狙えるグループで競技を進めて、チャンスがあればそこから抜け出して上位を目指せる位置で戦っていくことが入賞への道だと思います。私はフォームが安定しているので、競歩はこういう動きをしているんだなとか、こんなに速いんだなというところを見てほしいです」

■サッカー

・櫛引政敏
「オリンピックは純粋に楽しみという気持ちが一番強いですが、優勝を目指してしっかりやっていきたいと思います。シュートストップには自信があるので、そこを見てもらえればと思います」

・大島僚太
「オリンピックに向けて楽しみな気持ちです。前回のロンドンオリンピックが4位だったので、僕個人というよりはチームとしてメダルを取れるように、団結して頑張りたいと思います」

・植田直通
「目標は優勝です。僕自身、強さというのを売りにしているので、そこで負けないようにしたいと思います」

・中村航輔
「身が引き締まる思いです。金メダルを取ることを目標に、1戦1戦しっかり勝っていけるように、勝利につながるプレーをしたいと思います」

・遠藤航
「いよいよ始まるんだなという気持ちで、すごく楽しみです。みんなメダルを目標にやっているので、そこに手が届くようにチーム一丸となって頑張ります。自 分の良さは球際だったり、守備の部分だと思うので、そういったところでチームに貢献しながら攻撃で縦につけるパスなどを見せていければと思います」

・原川力
「チームが始まってからメダル獲得をずっと目標に掲げているので、まずはそこがチーム全体の目標です。自分の特徴は攻撃なので、思い切ってプレーしたいと 思います。オリンピックは短期決戦なのでメンタルも重要ですし、技術的なところも含めてすべての要素が合致しないといけないと思います」

■テニス

・錦織圭
「移動の疲れはまだありますが、試合まで休みを取りながら調整していきたいと思います。リオに来て気持ちが入ってきました。たくさんの選手を見て、だんだんとオリンピックの気分になっていますね。たくさんの選手が欠場していて特にトップ10の選手、フェデラー、ワウリンカが出ないのはさびしい部分もありま すが、このチャンスを生かして上まで行きたいです。オリンピックで日本人選手が最初に取ったメダルがテニスということもあるので、僕自身今回はチャンスだ と感じていますし、メダルを取れるように精一杯頑張りたいと思います。金メダルを狙って頑張ります」

・ダニエル太郎

「決まったときは本当に信じられなくて、今日か昨日の昼くらいまでは(自分の中に)染み込んでなかったかなと思うのですが、いまは試合の準備ができていていますし、日の丸を個人的に背負えるということがうれしいので、良い経験にしたいです。とにかく1回戦は勝ちたいですが、勝てる可能性はあると思うので、この1年の流れを変えていきたいと思います」

・杉田祐一

「代表に入るかもしれないと言われてから少し時間が合って、びっくりしたのと同時にプレッシャーも感じていました。(出場が)決まってからは準備に入らないといけなかったので、一瞬喜んで、戦闘体制に入りました。昨年からオリンピックに向けてランキングも調整してきましたし、欠場者が出ていく中でもしかしたらチャンスが来るかもしれないという思いでずっと待っていたので、オリンピックは大きな目標としての1つの大会です。(サーフェスは)好きなコートで、僕のフットワークが生かせるかなと。非常に合っているコートだと思います。スポーツの最高の舞台ですが、アピールの仕方はいろいろあると思うので、その中でどんどん自分を出していきたいなと思います」

・土居美咲

「初めてのオリンピックなのでワクワクしている気持ちの方が大きいですね。ダブルスの初戦の相手は第2シードですが、穂積さんとお互いのプレーを出し合ってチャレンジしていきたいです。シングルスの初戦の相手はビッグサーバーというイメージですが、1回戦は相手よりも自分がどれだけプレーができるかが大事だと思いますので、自分のテニスができるように集中していきたいと思います」

・日比野菜緒

「普段の大会とは違うので戸惑う部分も多いですが、徐々に慣れてきているので初めてのオリンピックをすごく楽しんでいます。今はワクワクの気持ちの方が大きいですね。コートに入ってしまえば普段と同じですので、何も変わらずに普段通りの自分のプレーを出したいです。錦織(圭)選手からは『初戦は緊張すると思うから気持ちの準備をしっかりするように』とアドバイスをもらいました。体調も大丈夫です」

・穂積絵莉

「普段の大会とは違って色んな競技、色んな国の選手がたくさんいて楽しいですね。初戦は難しい相手だと思いますが、相手も私たちの情報はあまり持っていないと思うので、最初からいいスタートが切れるように頑張りたいです。初めてのオリンピックで緊張もすると思いますが、楽しみながら、元気なプレーを見せたいと思います」

■ボート

・中野紘志
「オリンピックは初めての出場になりますが、たくさんの方に応援していただき、期待していただいていますので、それを全部力に変えられるように全力を出し て頑張っていきたいと思います。最後まで漕ぎ切る、最後まで全力を出し切るという当たり前のことをしっかりやるところを見ていただきたいです」

・大石綾美
「女子のボート競技はオリンピックでまだ決勝に進出したことがないので、ボートの軽量級女子で初めての決勝進出を目指したいと思います。2人乗りの競技で すが、2人とも初めてのオリンピック出場なので、アグレッシブさを出していきたいです。そういったアグレッシブさ、そしてスピードを見ていただきたいと思 います。自分たちに集中することが私たち2人の課題なので、周りに気を取られずに自分たちの最高のパフォーマンスを出したいと思います」

・冨田千愛
「いよいよだなと気持ちが引き締まっています。ボート競技では日本勢がまだ決勝にいけていないので、決勝進出を目標にしています。ボートはスピード勝負なので、後半までスピードを切らさずに粘ることを強みとして頑張ります」

・大元英照
「オリンピックが目前になり、楽しみでもありワクワクしています。一番の目標はメダル獲得ですが、まずは決勝進出を目指しています。しっかり自分たちに集中してレースに臨めれば自ずと結果は付いてくると思います」

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