【シエムレアプ共同】カンボジア北西部シエムレアプで6日、第20回アンコールワット国際ハーフマラソンが開かれた。長年運営支援に携わった女子マラソン五輪メダリストの有森裕子さん(48)をはじめ、8千人を超える国内外のランナーが世界遺産のアンコール遺跡群の中を走り抜けた。
対人地雷廃絶を掲げる大会は、有森さんが代表理事を務める岡山市のNPO法人「ハート・オブ・ゴールド」がコース設定など運営方法を支援してきたが、13年からカンボジア側に運営を委ねている。
参加者は汗ばむような陽気の中を疾走。第1回から毎回参加してきた有森さんは「今回の運営は完璧だった」と話した。
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