50周年を迎えた1964年東京五輪で、男子マラソン2連覇を達成したエチオピアの故アベベ・ビキラの息子イエトナイエトさんが14日、神戸市のアシックス本社でトークショーを行い「東京五輪は自分が生まれる前だったが、家ではやさしくすてきな父だった」と思い出を語った。
同五輪でアベベと走った2人の元ランナーも参加。寺沢徹さんは「雲の上の存在だった。今の時代でも世界トップ選手だろう」と話し、68年メキシコ五輪銀メダリストの君原健二さんは「ジョギングで会うと、ほほえみかけてくれてうれしかった」と当時を振り返った。(共同)
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