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1997.07.01 オリンピック

IOCメンバー視察でシドニーは花丸?二重丸?

 4月26日、数日間にわたり、2000年オリンピックの準備の進行具合を実施検証するためシドニーを訪れていた国際オリンピック委員会(IOC)のメンバーが記者会見を行い、シドニーの準備は順調に着々と進んでおり、進行具合には満足であると発表した。

 メンバーのリーダーであるジャック・ロジャ氏は、「準備は合格点」とたたえた上で、4週間前に、辞任の形はとっているもののシドニー・オリンピック組織委員会(SOCOG)のトップの座から無理やり下ろされたとうわさされている、前ディレクターのマル・へーリング氏に対し「彼の仕事ぶりは素晴しいものだった。マーケティングと経済面の基盤を築いた点だけでなく、団結した強いチームを作り上げてくれた」と感謝と賛辞を述べた。

 考慮が必要とされる問題点について質問が飛ぶと、ロジャ氏は、「交通機関と、宿泊施設の問題は考慮しなければならないことだが、ホームスタイルの宿泊施設など、SOCOGは対策を立てて、問題を解決するためすでに行動をおこしており、きっと切り抜けられることだろう」と、問題を示唆しながらも高い評価。IOCメンバーのシドニー訪問はこれで4度目となる。

 

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