柔道男子66キロ級で2012年ロンドン五輪、16年リオ五輪と続けて銅メダルを獲得し、世界選手権を3度制した海老沼匡(31)が15日、東京都内で記者会見を開いて「現役を引退することを決めた」と発表した。「(今後の)国際大会で活躍することは厳しいと感じた」と理由を挙げた。
栃木県出身の海老沼は中学、高校の6年間を東京の柔道私塾「講道学舎」で鍛えて成長。背負い投げなど切れ味鋭い投げ技で一本を狙って攻め抜くスタイルで活躍した。
減量苦からリオ五輪後は73キロ級に階級を変えて東京五輪出場を目指したものの、代表争いに敗れた。6月の世界選手権代表には入らなかった。(共同)
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