体操女子で五輪2大会に出場し、2月に左アキレス腱を断裂した寺本明日香が27日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)での強化合宿中にオンライン取材に応じ「(一つ一つの)技をするところまではだいぶできてきている。合宿では演技として完成させることに重点を置いて頑張っている」と現状を語った。
日本体操協会の田中光女子強化本部長は「平均台と段違い平行棒は以前の演技ができている」と評価。復帰戦の全日本シニア選手権(9月)では跳馬と床運動を回避することも検討しているが、東京五輪を見据える寺本は「久しぶりの試合の感覚を味わいたい」と意気込んだ。(共同)
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