JOCは6月23日は世界共通のオリンピックデーを記念してクラシック音楽とオリンピックの映像を組み合わせた「オリンピックコンサート2004」を6月20日(日)東京・渋谷のNHKホールにて開催しました。
1997年より数えて8回目となった今年は、円光寺雅彦指揮、東京フィルハーモニー交響楽団演奏による「オリンピック・マーチ」で開幕。「応援」をテーマとしたクラシック音楽と数々のオリンピックの名場面の映像が流され、会場は懐かしい空気に包まれました。司会はJOCアスリート委員の松岡修造氏とNHKの有働由美子アナウンサー。「応援」をテーマとした軽妙な司会は終始会場を湧かせ、スポーツ選手にとっていかに観客からの応援が励みになるか、そして特にJOCスポーツ賞を受賞した剣道日本代表チームからの「剣道の応援は拍手でしかできない」という言葉を受け、応援にはマナーやタイミングも必要であることを会場に呼びかけました。
その他ゲストとして、ソプラノ歌手の森麻季さんの素晴らしい歌声が披露され、さらに東京大会・メキシコ大会のウエイトリフティングで金メダルを獲得した三宅義信氏と、アテネで金メダルが期待される女子ソフトボールの宇津木妙子監督からは、金メダルのプレッシャーに耐える努力と応援の力について語っていただきました。
そして第28回オリンピック競技大会(2004/アテネ)日本代表選手団公式応援ソング「夢がチカラ」がKOKIAさんの透き通る歌声と、この楽曲のサウンドプロデューサーを務めた千住明氏の編曲、ピアノ演奏によるオーケストラバージョンで披露されました。
この「オリンピックコンサート2004」に集ったすべての人が、アテネで戦う日本代表選手団に拍手でエールを送る素晴らしいコンサートとなりました。会場にお越しいただいた皆様ありがとうございました。
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