日本スポーツ振興センター(JSC)は5日、2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアム建設に向けて今月下旬に解体が始まる国立競技場の聖火台を10月上旬に取り外すと発表した。JSCによると、1964年東京五輪で使われた聖火台は一時的に国立代々木競技場へ移設される予定で、来場者への公開を検討する。
聖火台のほか、銅像やモザイク壁画など全25作品を移設、保存する作業は今月8日から順次着手する。太平洋戦争中の43年に出陣学徒壮行会が開かれたことを伝える石碑は、隣接する秩父宮ラグビー場に移し、19年完成予定の新国立競技場に戻す方針。(共同)
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