9月19日、オリンピック大臣のマイケル・ナイツ氏が出席して、特殊技能を持つボランティアのためのキャンペーン開始が正式発表となった。
今回は、個人ではなく、必要とされる人材を擁する団体を対象に行われたもので、分野は医療(フィジオセラピスト=理学療法士=や看護婦)、コンピュータオペレーション、文書作成、メディア(調査と執筆)、通訳と翻訳、ツアーガイドとスポーツ・オフィシャルなど。会には国内のスポーツ協会、医療委員会、マルチ・カルチャーグループ、環境グループ、障害者グループの代表が参加した。
「特別な技術を持つボランティアの数は、全体の40%にもなる。セント・ジョン救急局、ルーラル消防署、医療グループ、数々のスポーツ教会や大学など多くの団体がシドニー・オリンピックのための契約に興味を示してくれたことをうれしく思う。オリンピックとパラリンピック双方のために4万人のボランティアが必要であり、優れた人材を供給してくれる団体の協力によって、ベストのオリンピックを目指していくつもりだ」
とナイツ氏はあいさつ。
ボランティアはアデレードやキャンベラなどで開催されるサッカーの試合についても募集されるが、それを別にしてもキャンペーンはシドニーだけでなく全国的に行われていくことになる。
CATEGORIES & TAGS