パラリンピックのマスコットはリジー

　オリンピックだけではなく、パラリンピック（障害者のオリンピック）の準備にも余念がないオーストラリア。アトランタ・オリンピックでは好成績を収め、バスケットをはじめ多くの種目で金メダルを取っている。

　シドニー・オリンピックのマスコット「ミリー、オリー、シド」はすでに紹介したが、10月18日、今度はパラリンピックのマスコット、襟巻きトカゲの「リジー」がシドニーでデビューした。17日、カカドゥから飛行機でシドニーに到着したリジーは、翌日キリビリから王立植物園の裏のドゥメインまでハングライダーで飛ぶという派手な登場ぶり。到着後はハーレーダビッドソンに乗って駆け巡り、昼過ぎようやく舞台で自己紹介となった。

　このリジーの声を受け持つのは、オーストラリア人の女優であり歌手のオリビア・ニュートンジョンだ。18日のパラリンピックのためのフェスタでは、ミリー、オリー、シドらのキャラクターとリジーが初対面したほか、バスケットのパラリンピックチームのデモンストレーションなどが行われた。