オーストラリア全土を結ぶ、といううたい文句でシドニー・オリンピック組織委員会が力を入れている聖火リレーのコースが決まり、1998年10月31日、発表になった。
このリレーは“オセアニアを結ぶ”という意味で南大平洋の多くの島をも通 り抜けることになっている。2000年の5月にギリシャを出発した聖火は飛行機でまずグアムに運ばれ、そこから大平洋の12の島々を20日かけて巡り、6月8日に飛行機にて原住民族アボリジニの多いエリア、ノーザンテリトリーのコヌーランに到着、オーストラリアでのリレーが始まる。リレーは文字どおりオーストラリア全土を抜けた後シドニーに入るが、過程では、ラクダ、列車、サーフボード、ライフガードのゴムボート、グライダーなどさまざまな交通 手段を駆使して人々の目に触れることになる。
なおランナーも一般募集しており、多くの人に経験のチャンスを与えるため一人の走行距離はかなり短く、老人や子供も大歓迎だという。
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