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1999.05.01 オリンピック

オリンピック聖火のデザイン大公開

 オーストラリア各地をくまなく巡る聖火リレーはシドニー五輪のメイン・イベントのひとつであるが、3月8日、この聖火のデザインが発表され、話題を呼んだ。長い期間、火を絶やさず走り続けなければならないトーチは、風や雨に強く、環境にやさしいのが条件。研究を重ねられ、シドニーのG.A&L.ハリントン社によって作成された聖火は三層に分かれており、燃料システムを備えた一番内側はステンレス・スチール、2番目と3番目の層はアルミニウム製。モダンなデザインが2000という新しい世紀にふさわしい、と好評を博している。重さは1キロ、燃料は環境汚染を起こさないプロパンとブタン・ガスの混合で、20分に渡って火を燃やし続けることができる。この聖火は1万2000体作られ、聖火リレー者はこれを300ドルで買うことができるということ。 肝心のリレー走者は推薦によって一般市民の中から5000人が選ばれる。3月10日に発表されたポリシーによれば、社会や地方団体に貢献した、模範的市民であることが条件で、老若男女、運動能力は問わないという。

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