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2012.07.23 オリンピック

日本代表選手団本隊がロンドンに到着、選手も決意新たに

日本代表選手団本隊がロンドンに到着、選手も決意新たに
ロンドンのヒースロー空港に到着し、手渡された応援メッセージ入りの日の丸を広げてみせる柔道男子の穴井隆将選手=22日(共同)

 ロンドンオリンピックに出場する日本代表選手団本隊が22日、ロンドン入りしました。上村春樹団長以下、柔道、バドミントン、ウエイトリフティング、ホッケーなど選手、役員らは多くの報道陣、日本人ファンが待ち受ける中、ロンドンのヒースロー空港に到着しました。一行は前日に日本での結団式、壮行会を終え、翌日に成田空港から出発していました。上村団長は「日本に元気を送れるオリンピックにしたい」と抱負を話しました。

 メダル量産が期待される柔道陣からは、男子100キロ級の穴井隆将選手、女子48キロ級の福見友子選手、同52キロ級の中村美里選手の3選手が意気込みを語りました。穴井選手は「金メダルを獲るためにロンドンに来たので、その目標に向かってしっかりと最後まで頑張ります。柔道は私だけじゃなく、金メダル以外のことを考えている選手はいないと思います。私も含めて選手一人ひとりが頑張れば、チームジャパンとして勢いづいていくと思います」と力強く宣言。また、福見選手も同様に「金メダルしか考えていないので、金メダルを獲る準備を最後までして試合に臨みたいです」と話せば、中村選手も「北京で獲れなかった金メダルを獲りたいと思います」と強い意欲を見せました。

日本代表選手団本隊がロンドンに到着、選手も決意新たに
オリンピックカラーに染めたネイルと英国国旗型のピアスを披露する潮田選手(写真:アフロスポーツ)

 バドミントンの潮田玲子選手はオリンピックカラーに染めた鮮やかなネイル、英国国旗型のピアスを披露。「今まで4年間苦労したことも多かったんです。種目は違いますけど(北京オリンピックでの)悔しい気持ちはミックスで晴らしたいです。悔いのないようにいい試合をして、笑顔で日本に帰りたいと思います」と集大成となる大会へ向け、決意を新たにしました。

 ウエイトリフティング女子48キロ級の三宅宏実選手は、1968年メキシコ大会フェザー級銅メダリストで父親の三宅義行さんと取材に応じ、「ロンドンに来ていよいよだなという気持ちです」とコメント。父の義行さんは娘に「今までやってきたことを信じて平常心で臨んでほしい」とアドバイスを送りました。

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