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2022.02.05 オリンピック

TEAM JAPAN選手団が北京2022冬季大会開幕前記者会見を実施

TEAM JAPAN選手団が北京2022冬季大会開幕前記者会見を実施
日本代表選手団本部が記者会見(写真:アフロスポーツ)
TEAM JAPAN選手団が北京2022冬季大会開幕前記者会見を実施
伊東秀仁団長(写真:アフロスポーツ)

 北京2022冬季大会TEAM JAPANは競技開始前日の2月3日、現地北京で記者会見を実施。伊東秀仁団長と原田雅彦総監督が大会に向けた抱負を語りました。

■伊東団長「TEAM JAPANとして一体感を持って大会に臨んでいく」

 伊東団長はまず、「1月29日に結団式を終え、本隊は翌30日に北京・張家口に入りました。明日の開幕を前に、改めてTEAM JAPANとして一体感を持って、心を一つにして大会に臨んでいく所存です」と開幕を控えた中での心境を述べました。

 大会の開催については、「世界がコロナ禍にある中、北京2022冬季大会開催のために昼夜を問わず尽力いただいているIOC、組織委員会、各国各地域の選手団をはじめ、多くの方々に敬意を表し、改めて感謝申し上げます」と、選手団のサポートにも触れ、感謝の意を伝えました。

 また、伊東団長は新型コロナウイルスの陽性者が出たことに触れ、「残念ながらコロナ陽性者が1名出ましたが、本日2回の陰性が確認され、無事に選手村に戻りました。今後、陽性が発生した場合は原則として組織委員会の公表後、調整でき次第JOC・MPCオフィスからリリースいたします。」と述べました。その上で、「TEAM JAPANの選手は、正々堂々と最後の最後まで真摯に競技に臨み、監督、コーチをはじめ、帯同するスタッフもしっかりサポートし、各選手が最高のパフォーマンスを発揮する姿をお見せすることで皆様に感謝をお伝えしたいと思います」と、選手たちの状況と今後について述べました。

 本大会では、選手村は北京・張家口・延慶の3つに分かれており、TEAM JAPANは2日夜時点で169名が入村。伊東団長は、「各村とも、プレイブックに基づき、コロナ対策をしっかり捉え、食事、トランスポートなど特に大きなトラブルもないと報告を受けています。また、ボランティアは日本語も堪能で、献身的にサポートをしていただき、非常にありがたくTEAM JAPANの一員として活動していただいております。JOCの選手強化本部のスローガンでもある『人間力なくして競技力向上なし』のもと、行動規範を遵守し、日本の皆様はじめ、多くの皆様に応援していただけるようなTEAM JAPANとなるよう今後取り組んでいきたいと思います」と語りました。

TEAM JAPAN選手団が北京2022冬季大会開幕前記者会見を実施
原田雅彦総監督(写真:アフロスポーツ)

■原田雅彦総監督「選手らの活躍を期待したい」

 続いて、原田雅彦総監督が競技面について説明を行いました。

 原田総監督は、「選手村にたくさんの選手が入村し、いよいよだなと感じております。選手たちも非常に活気が溢れるいい表情だなと感じております。選手たちがこの晴れの舞台で思い切ってプレイできる環境は整いました。ぜひ、選手らの活躍を期待したいと思います」と語りました。

 最後に、伊東団長が、「多くの選手が選手村で活動を開始しております。特に本日、開会式を前にアイスホッケー女子がスウェーデンと戦います。選手たちの調子も上がっているということですので、本日の試合に勝って弾みをつけていきたいなと思います。また、明日の開会式の前にフィギュアスケートの団体戦も始まり、連日多くの競技が開始されますので、ぜひ期待していただきたいと思います」と、意気込みを語りました。

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