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2004.08.13 オリンピック

【体操】記者会見行われる

【体操】記者会見行われる
左から鹿島選手、米田選手

8月12日オリンピック選手村で体操の記者会見が行われ、加納実男子監督と米田功選手、鹿島丈博選手の2名が出席した。
8月12日は個人総合に出席する選手を登録する締め切り日だったため、多くの報道陣が会見の席に詰めかけた。
加納監督から発表された登録選手は、6種目出場は米田選手・冨田洋之選手、5種目は塚原直也選手・鹿島選手、4種目に水鳥寿思選手、中野大輔選手という布陣。

加納監督は、この決定について「団体でメダルを取る。チーム戦を第一に考えてきた。昨年アナハイムで行われた世界選手権以降、2次、3次と予選会を重ね、各種目でベスト1〜5をあてはめた結果が今日の発表」と説明。
「チームは7月28日に日本を出発、ドイツで時差調整を目的とした合宿を1週間行い、8月4日にアテネ入りした。9日から調子が上がり、昨日の本会場での練習では、審判に好印象を与えられる演技ができた。現在の世界の状況は、昨年のアナハイムと同様、アメリカ、中国、日本の争い。その中で日本は団体でトップに立てそうな雰囲気がある。団体予選で波に乗り、決勝、個人総合と続けられたらいいと思う」と現在の状況について語った。

選手たちは国立スポーツ科学センター(JISS)に本番で使用するオランダの器具が導入され、早くから使用できたことと15,000人を収容するオリンピックインドアホールの規模について「器具自体に違和感はなかった。会場は大きくて綺麗。自分としてはやりやすい会場だった。平常心で臨めば結果はついてくる(米田選手)」「本番と同じ器具を日本から使えてよかったと思う。会場は入った瞬間、圧倒される大きさだった。いい緊張感のなかで演技ができると思う。練習通りの力を出せば、自分の目標である美しい体操ができるだろう(鹿島選手)」とコメントした。

体操男子予選は、現地時間8月14日(土)12:30スタート予定。

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