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2004.08.15 オリンピック

【柔道】野村忠宏選手、前人未踏の三連覇達成!

【柔道】野村忠宏選手、前人未踏の三連覇達成!
野村選手はオリンピックにおける前人未踏の三連覇

柔道男子の初戦となった60キロ級の決勝が14日行われ、アトランタ、シドニー大会同階級の金メダリスト、野村忠宏選手がグルジアのケルギアニ選手に優勢勝ちし、オリンピック史上初の同階級三連覇という偉業を達成した。
初戦の2回戦では、ドミニカのララ選手を得意の背負い投げで一本勝ち。3回戦ではなかなか組ませてくれないドイツのグッセンベルグ選手に対し、開始1分でまたも背負い投げで一本と貫禄勝ち。準々決勝では、アルゼンチンのアルバラシン選手を開始24秒の早業で仕留める快調ぶりを見せた。
続く準決勝の相手は、モンゴルのツァガンバータル選手。世界王者の韓国、チェ・ミンホ選手を敗って勝ち上がった若手選手だったが、これも開始23秒で大内刈りを鮮やかに決めて一本勝ちと、4試合連続の一本勝ちで決勝へ進出した。
決勝戦の相手ケルギアニ選手は、これまで何度も対戦した相手で、野村選手の背負い投げを警戒してかなかなか組ませてくれない。それでも相手への指導による効果などポイントを重ね、前人未踏の三連覇という快挙を成し遂げた。試合後は「決勝ではなかなか技が出なかったが、いい柔道ができたと思う」と、充実した様子で語った。
野村選手が手にした金メダルは、日本スポーツ界が獲得した金メダルの通算100個目という記念でもある。

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