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2004.08.17 オリンピック

【自転車】記者会見行われる

【自転車】記者会見行われる
左から大菅選手、井上選手、伏見選手、長塚選手、ウエスト監督、飯島選手、班目ヘッドコーチ

8月16日夕刻、オリンピック選手村で自転車の記者会見が行われた。
ゲーリー・ウエスト監督、班目秀雄ヘッドコーチ、トラック種目に参加する飯島誠選手、長塚智広選手、伏見俊昭選手、井上昌己選手、大菅小百合選手の5選手全員が出席した。

ウエスト監督は「特にチームスプリントで世界ランクを上げる練習を、そしてなによりも世界で戦える力をつけることを目的として練習を重ねてきた。
アテネ入り直前まで、アメリカのコロラドスプリングスで4週間合宿を行い、選手たちのコンディショニングは好調といえる。井上選手は腰に少々問題を抱えているが、日々モニタリングを行い、いい状態になってきている。
すべての種目で全選手がベストを尽くせば、よい結果が出せることだろう」とアテネ大会に向けた調整と選手の状況について説明した。

選手はアテネ入りした今の心境と抱負を次のように語った。
飯島選手「世界選手権で足りなかったところを補えたと思う。終盤にスタミナ切れをすることが課題だったが、40km最後まで全力が出せる練習をしてきた。試合の前日はゆっくりお風呂に浸かってリラックスする。自転車競技の会場は完全な室内ではなく、屋根とリンクの間が開いていて風が抜ける。日差しは問題ないが、風が影響するのではないかと思う」

長塚選手「シドニー大会に引き続き2回目のオリンピック参加ができた。前回のいたらなかった点を改善し、メダル圏内に入れるようにしっかり自分の役割を果したい。コロラドスプリングスの合宿ではチームスプリントの第1走者としてスタートダッシュの練習を行ってきた。試合には平常心を保って臨みたい」

伏見選手「合宿では総合的な練習を行った。チームスプリントは世界選手権と同じメンバーで出場する。この3カ月の合宿で親兄弟より長い時間をチームで過ごしてきたので、チームワークで心配することはない。アテネのバンクは走りやすいと感じ、先にメダルを取った選手を見習っていい成績を残したい」

井上選手「日頃の練習の成果を発揮して、チームの息が合った悔いのないレースをする。オリンピックは4年に1回しかない世界の頂点を決める大会。毎年行われる世界選手権と違う意味があるので全力を出し切る」

大菅選手「アテネのバンクは走りやすかったが、やはり風が気になった。夏のオリンピックは冬に比べて多くの国からの参加があり、華やかだと思った。冬季大会より少し気持ちに余裕があり、リラックスして臨めると思っている。すでに活躍している日本代表選手の頑張りを自分の励みにしたい」

自転車のトラック種目は、8月20日から25日までの6日間開催される。

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