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2004.08.15 オリンピック

【柔道】谷亮子選手、2大会連続の金メダル!

【柔道】谷亮子選手、2大会連続の金メダル!
オリンピック2連覇に笑顔の谷選手

柔道の初戦を飾る女子48キロ級の決勝が14日行われ、前回シドニー大会に続き、谷亮子選手がフランスのジョシネ選手に優勢勝ちし、2大会連続の金メダルを手にした。
谷選手は2回戦から出場。ギリシャのカラヤノプル選手に対し有効、技ありと攻め続け、合わせ技で一本勝ち。3回戦のハダド選手(アルジェリア)にも、組みぎわから得意の立ち技で2分40秒を残し一本勝ち。
続く準決勝では、ドゥミトル選手(ルーマニア)にも大内巻き込みで合わせ技と、3試合連続一本勝ちと気迫のこもった柔道を見せつけた。
決勝戦は大阪世界柔道でも戦った相手。序盤から効果、有効とポイントを重ね、相手に柔道をさせない展開に。残り16秒でも大内刈りで技ありをとり、最後まで勝利への執念を感じさせる試合となった。終了のブザーが鳴った瞬間、初めて笑みがこぼれ、その後は大粒の涙が頬をつたった。
試合後のインタビューでは「シドニーのときより何倍もうれしい。大勢の方が長年応援してくれたおかげで、自分も夢を持って畳に上がることができた。みなさんに感謝したい。田村亮子から谷亮子になっても世界一になれて、最高にうれしいです」と、最後は笑顔で語った。

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