JOC
  
BEIJING 2008
2008/08/27
第29回オリンピック競技大会(2008/北京)日本代表選手団 帰国時記者会見

8月25日(月)にグランドプリンスホテル高輪において、第29回オリンピック競技大会(2008/北京)日本代表選手団の帰国時記者会見が行われた。

会見には、福田富昭団長、市原則之副団長、上村春樹総監督をはじめ、鈴木桂治主将、福原愛旗手、そして同日帰国したメダリストとして、北島康介選手(水泳・競泳)、松永共広選手・湯元健一選手(レスリング)、塚原直貴選手・末續慎吾選手・高平慎士選手・朝原宣治選手(陸上競技)、原田早穂選手・鈴木絵美子選手(水泳・シンクロナイズドスイミング)、が出席した。

はじめに、福田富昭団長より「今回獲得したメダルは、金9個、銀6個、銅10個の合計25個。これは、選手たちが真剣に勝負に挑み、全力を出して戦ってくれたすばらしい成績だと捉えている。
今大会を通し、世界の競技力が急速にあがっている事を実感した。日本は今後、更なる競技力の向上を目指し、国策としての強化を行っていかなければならない。中国は、今大会での世界一に標準をあて、アテネで戦った。アテネで10位のイギリスは、今大会4位まで順位を上げてきている。2016年、東京にオリンピックを招致するにあたり、日本はロンドン大会で好位置につけなくてはならない。」との総括があり、最後に、皆さんの温かい声援に対し、深い感謝の意を表した。

続いて、市原則之副団長は指導者の重要性、特に外国人コーチを招聘しての競技力向上が課題であるとし、今後の取り組みについて語った。
また、上村春樹総監督は、敗因の特定と検証を喫緊に行うとし、今後の強化策をまとめ、ロンドンへの対策を行うと報告した。

主将の大役を果たした鈴木桂治選手は「主将という立場でオリンピックに参加させて頂き、誇りに思います。ありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。
また、旗手を務めた福原愛選手は「メダルを日本に持って帰れず、応援して下さった皆さんに申し訳ない気持ちでいっぱいです。私もメダリストの皆さんのように、人としてアスリートとして成長できるように頑張りたい」と語った。

最後に、会見に出席した9名のメダリストが、それぞれ以下の感想を述べた。

北島康介選手
「旗手という形で閉会式に参加させてもらいましたが、今まで開会式・閉会式に一度も出たことがなかったので、本当に楽しい思いをさせてもらいました」

松永共広選手
「決勝で負けるという悔しい思いをしましたが、世界チャンピオンを2人破っての決勝だったので、自分ではよくやったと思っています。このメダルは自分ひとりだけで獲れたものではなく、福田団長をはじめ、監督、コーチ、応援してくれた皆さん、会社のバックアップがあったから。本当にありがとうございました」

湯元健一選手
「メダルが獲れてホッとしています。日本レスリング界の連続メダル獲得の伝統を守れて良かったと思っています。金メダル獲得を目標に、ロンドンに向けて頑張っていきたいと思います」

塚原直貴選手
「リレーでメダルを獲得し、夢の表彰台に上がれたことを誇りに思っています。また、その反面、100mでは個の強さを再確認させられました。これからが僕の競技人生の再出発だと思っていますので、精進していきたいと思います」

末續慎吾選手
「リレーで銅メダルを獲得した瞬間からまた新しい歴史が始まったと考えています。また4年後に向け、頑張りたいと思います」

高平慎士選手
「リレーで銅メダルという結果を日本に持ち帰れたことに満足していますし、素直に嬉しい気持ちでいっぱいです。これから頑張ってロンドンやその次に繋げていけるように、リレーとしてはいいバトンパスをもっと磨いていきたいと思います」

朝原宣治選手
「私個人としては最高の結果で、良いオリンピックとなりました。残りの3人はまた新しい勝負に出て、ロンドンに向けて強化をしていくと思いますが、それをサポートできたらと思っています」

原田早穂選手
「今回は本当に厳しい戦いでしたが、最後まで応援してくれた方々や、コーチやチームメイトに感謝したいと思います」

鈴木絵美子選手
「チームは悔しい結果に終わりましたが、デュエットで何とかメダルを獲得することができ、シンクロ競技での7大会連続のメダル獲得を私たちの代でも繋ぐことができて、本当によかったです」


写真提供:アフロスポーツ

大会の総括を述べる福田富昭団長

(後列左から)塚原選手、末續選手、高平選手、朝原選手、松永選手、湯元選手、原田選手、鈴木選手、(前列左から)荒木田本部役員、上村総監督、市原副団長、北島選手、福田団長、鈴木主将、福原旗手


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