JOC
 / オリンピック / トリノ2006 / スペシャル応援メッセージ / 篠田正浩さん
   
スペシャル応援メッセージ

映画監督
篠田正浩さん

私は1972年札幌冬季オリンピックの公式記録映画の総監督をしましたので、冬季オリンピックにはとりわけ深い思い入れがあります。映画撮影のために冬季競技の研究もかなり詳しくしましたし、札幌大会以降も欠かさず冬季オリンピックは見て参りました。

またトリノという街にも思い出があります。私が最後に監督した映画「スパイ・ゾルゲ」に出演する役者のオーディションのためトリノを訪れたのですが、ここで冬季オリンピックが開かれると知って、感慨深い気持ちになったことを覚えています。トリノは中世の雰囲気を残している素晴らしい街。ここでカメラを持って撮影ができたらいいなと思わせるような魅力がありました。

さまざまな形でオリンピックを見てきた私がトリノ冬季オリンピックに出場する選手に言いたいのは“オリンピックだけが人生のすべてではない”ということ。オリンピックで体験することは、勝っても負けても選ばれた人しか味わえない素晴らしい出会いがあると思います。そのチャンスを精一杯大切にして下さい。


1931年3月9日生まれ。1960年『恋の片道切符』で監督デビュー。1972年札幌冬季オリンピック公式記録映画の総監督を務める。主な作品に1990年『少年時代』、1995年『写楽』など。

< スペシャル応援メッセージ一覧にもどる >