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2017.04.27 その他活動

神奈川県と「JOCパートナー都市協定」を締結

神奈川県と「JOCパートナー都市協定」を締結
神奈川県は25都市目のパートナー都市となった(写真:アフロスポーツ)
神奈川県と「JOCパートナー都市協定」を締結
竹田恆和JOC会長(写真:アフロスポーツ)

 日本オリンピック委員会(JOC)は4月21日、渋谷区の岸記念体育会館において神奈川県と「JOCパートナー都市協定」締結調印式を行いました。神奈川県は25都市目のJOCパートナー都市となります。

 調印式を終えた竹田恆和JOC会長は、神奈川県では東京2020オリンピック競技大会の野球・ソフトボール、サッカー、セーリングが実施されることから、「世界中から集まったトップアスリートが神奈川県の素晴らしいスポーツ施設で高いパフォーマンスを見せてくれることを楽しみにしています」と期待を寄せました。また、竹田会長自身も1964年の東京オリンピックを実際に会場で見て、大きな感動を受けた経験から、「ぜひ東京2020大会では、多くの神奈川県民の皆さま、特に次代を担う若者たちがスポーツの持つ力を間近に感じて、大きな夢を持ち、そして世界へ羽ばたくことを期待しております」と呼びかけました。

 続いて登壇した神奈川県の黒岩祐治知事は、セーリングのオリンピックテスト大会(本番の2年前に行われるプレプレ大会)の開催が翌年に迫っていることから「いち早くオリンピックの風を、この神奈川から吹かせていきたい」と意欲。そして、先ごろ制定された神奈川県スポーツ推進条例を説明したうえで、「県としては健康のためにもスポーツを推進していこうと取り組んでおり、オリンピックは身近に来るんだ、世界のトップアスリートが身近に来るんだということに触れながら、スポーツに対する意識を目覚めさせて、日常的にスポーツを楽しむことを普及させることに全力で取り組んでいきたいと思っています」と2020年に向けた展望を述べました。

神奈川県と「JOCパートナー都市協定」を締結
黒岩祐治神奈川県知事(写真:アフロスポーツ)

<JOCパートナー都市協定について>
 「JOCパートナー都市協定」は、平成13年5月にJOCが策定した国際競技力向上戦略(JOC GOLD PLAN)の「強化拠点ネットワーク構想」の一環として、自治体が所有するスポーツ施設をトップアスリートの選手強化に活用し、競技力向上を図ることを目的として、都市(都道府県もしくは市)と締結しています。
 締結対象都市は国際スポーツ大会や国際スポーツ会議の開催経験を持つ都市、また、JOCが主導するオリンピック・ムーブメント推進事業を長期的に連携・実施することの重要性を理解し、自治体のスポーツ政策に反映していただいた都市です。
 都市からは国際競技力の向上のため関連スポーツ施設等を提供いただきき、JOCはオリンピック・ムーブメント推進事業を都市で展開するなど、双方にとってメリットのある事業を実施しています。

<パートナー都市一覧>
1. 大阪市(平成14年7月30日)
2. 長野市(平成15年8月28日)
3. 福岡県(平成16年11月26日)
4. 福岡市(平成17年4月15日)
5. 広島市(平成17年9月14日)
6. 熊本県(平成18年5月11日)
7. 熊本市(平成18年5月11日)
8. 東京都(平成19年3月5日)
9. 北海道(平成19年12月18日)
10.札幌市(平成19年12月18日)
11.横浜市(平成20年3月28日)
12.広島県(平成20年4月14日)
13.兵庫県(平成20年12月1日)
14.神戸市(平成20年12月1日)
15.帯広市(平成24年3月3日)
16.秋田県(平成24年5月15日)
17.秋田市(平成24年5月15日)
18.川崎市(平成27年3月30日)
19.高崎市(平成27年4月3日)
20.千葉県(平成28年2月5日)
21.太田市(平成28年5月23日)
22.福山市(平成28年7月16日)
23.北九州市(平成28年12月16日)
24.加賀市(平成29年4月18日)
25.神奈川県(平成29年4月21日)
※日付は締結日

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