MENU ─ ニュース
2002.10.04 国際総合競技大会

井上選手の気遣い 〜From MPC JOC OFFICE

井上選手の気遣い 〜From MPC JOC OFFICE
井上康生選手(柔道)

10月3日(木)に柔道無差別級を制し、「アジア最強の男」の称号を手に入れた
井上康生選手。さっそく、当日夜のTV番組から出演依頼がありました。
我々、メインプレスセンターのJOCスタッフは、会場から放送施設のあるメイ
ンメディアセンターまで選手をエスコートする事があります。移動の途中や収
録前後の模様を紹介します。

表彰式、ドーピング検査、公式記者会見を終え、アジア柔道連盟主催の
Farewell Partyで「IPPON TROPHY(一本トロフィー)」を授与された井上選手。
次に向ったのは柔道会場近くの焼肉屋で行われていた柔道チームの打ち上げ会
場。スタジオ入りの時間を考えて30分の制限つきで参加してもらいました。
約束の時間(21時30分)ピッタリに我々の前に姿を現した彼の第一声。
「みなさん何も食べてないんですよね。なんか、持ってくりゃよかったっス
ね。」
移動の車の中で話を聞くと、試合の直後に焼肉はちょっときつかったようで井
上選手自身もほとんど食べていないとの事。それでも、我々を気遣う余裕があ
るとは、彼の人間性を見たような気がしました。強いだけではなく、こういう
気遣いもできる井上選手。マスコミへの応対も丁寧です。「TVは苦手っす。」
と言いますが、彼の気遣いにTV局のスタッフは恐縮&感激していました。

ページをシェア

CATEGORIES & TAGS


国際総合競技大会 の最新ニュース

    最新ニュース一覧