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2013.05.13 キャリア支援

JOCの就職支援「アスナビ」:梶川洋平選手と田中幸太郎選手が「阪神酒販(株)」に採用決定

JOCの就職支援「アスナビ」:梶川洋平選手と田中幸太郎選手が「阪神酒販(株)」に採用決定
陸上競技・三段跳びの梶川洋平選手(写真:アフロスポーツ)
JOCの就職支援「アスナビ」:梶川洋平選手と田中幸太郎選手が「阪神酒販(株)」に採用決定
レスリングの田中幸太郎選手(右)(写真提供:公益財団法人日本レスリング協会)

 日本オリンピック委員会(JOC)が行っているトップアスリートの就職支援ナビゲーション「アスナビ」を活用し、陸上競技の梶川洋平選手とレクリングの田中幸太郎選手が「阪神酒販株式会社」に採用決定したことが5月13日に発表されました。(入社日:同日)

 アスナビでの採用は、第一三共(株)の古賀淳也選手(水泳・競泳)、キッコーマン(株)の上田春佳選手(水泳・競泳)及び竹下百合子選手(カヌー・スラローム)、テクマトリックス(株)の下大川綾華選手(フェンシング・女子エペ)、(株)フォーバルの朝日健太郎選手(ビーチバレー)、(株)大林組の家根谷依里選手(スキー・スノーボード・アルペン)、飛鳥交通(株)の小西ゆかり選手(ライフル射撃・ピストル)、東海東京証券(株)の黒須成美選手(近代五種)、(株)ゼウス・エンタープライズの坂本鷹志選手(体操・トランポリン)、(株)ロジネットジャパンの中村奨太選手(スピードスケート)、中日本ハイウェイ・エンジニアリング名古屋(株)の柏原理子選手(スキー・クロスカントリー)、(株)オーエンスの齋藤仁美選手(スケート・ショートトラック)、東海東京証券(株)の桜井美馬選手(スケート・ショートトラック)に続き、今回で12社15名(夏季競技10名、冬季競技5名)となりました。

 2選手を採用した阪神酒販は「両選手の常に世界の頂点を目指し挑戦する姿勢は、阪神酒販グループの経営方針である『飲料・食品業界の革新に取り組むことにより、人々の豊かさと喜びを創造する』とも呼応すると考えております。採用が内定した両選手には、アスナビの趣旨に沿って、当社の社員の一人として、競技に全力を尽くして成果をあげ、阪神酒販グループの社員の連帯感を一層高めてくれることを期待しております」とコメントを発表しました。

 今回の採用について梶川選手は「このたび、アスナビの支援を通じて阪神酒販株式会社に入社する事となりました。フルタイムで仕事をしながら競技を続けていくことは大変なことですが、その分、競技で結果が出たときの喜びは格別です。新しい会社の仕事に不安を感じることもありますが、仕事に励みながら競技で結果を出し続けることが採用してくれた企業への貢献につながると信じ、社会人アスリートとして日々精進したいと思います。陸上界は短距離の若手の活躍で盛り上がっています。ベテランと呼ばれる年齢ではありますが、少しでも跳躍種目が盛り上がる活動が出来るよう努めてまいります」と意欲を語りました。

 田中選手は「このたび、JOCのアスナビ制度のご協力のもと阪神酒販株式会社に採用いただきました。これまで私は現役を続けるレスリング選手として就職活動を行ってきましたが、当初私が想像していた以上に厳しいものでした。いくつもの企業で不採用となる中、やっとの思いでつかんだ採用でした。これもひとえにJOCや採用いただいた阪神酒販株式会社など多くの方々の支えのおかげだと感謝しています。このご縁を大切にし、阪神酒販株式会社の一社員として仕事に競技にまい進するとともに、多くの人たちに支えられていることに感謝し、新たな環境で成長していきたいと思っています」と述べました。

 JOCでは今後も一人でも多くの選手と一社でも多くの企業が、双方にとってプラスになる雇用関係を実現出来るよう「アスナビ」を通じた就職支援を行っていきます。

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