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ホワイトリングとエムウェーブで練習を開始
長野オリンピックのスケート会場に予定より早く氷が張られることになった。
9月12日からフィギュア、ショートトラックスケート会場「ホワイトリング」が、17日からはスピードスケート会場「エムウェーブ」がそれぞれ製氷作業を開始した。
当初は10月中旬にリンクをつくる計画だったが「できるだけ早く本番のリンクで練習したい」という日本スケート連盟の要望に、施設を管理する長野市がこたえる形で、早期の立ち上げとなった。
ホワイトリングのリンクは薄いブルー。氷中には長野オリンピックのエンブレムが描かれている。
長野市は9月に入ってもしばらくは30度を超える残暑が続き、製氷作業の苦労は大きいが、春原忠直館長は「あとでおしかりを受けないよう、最高の氷を提供したい」と話していた。
また、エムウエーブでも徐々にリンクができあがり、22日からは清水宏保(三協精機)ら代表選手たちが会場に乗り込み、オリンピックに向け本番会場での練習をスタートした。
開会式の映像監督、振付師が「雪ん子」と初体面
来年2月7日の長野冬季オリンピック開会式で「雪ん子」として出演する長野市内の小・中学生と、総合プロデューサーチームの今野勉・映像監督と振り付けを担当する劇団四季のトップダンサー、加藤敬二さんが8月31日に長野市の南部小学校で初めて顔を合わせた。
「雪ん子」を演じるのは市内の小学校50校、中学校21校、養護・盲学校など5校の76校から二人ずつの152人。開会式で、子供たちは雪みのをかぶって登場。踊りの中で雪みのを脱ぎ捨てると、参加国・地域の旗からデザインされた衣装に早変わりし、大相撲の力士とともに選手団を迎える。
市内の小・中学校は、1校1国運動で応援してきた国をそれぞれ担当する。 振り付けを担当する加藤さんは「開会式まで、たくさん練習しなければなりませんが、楽しくやりましょう」と、さっそく簡単なステップを指導。「小学生を教えるのは初めて」だが、手拍子や足踏みを交えてのレッスンを、子供たちと一緒に楽しんでいた。
加藤さんは週に一度の割合で長野を訪れて指導を続け、11月には本番向けの振り付けに入る。
「難しいステップを覚えるよりも、楽しんでほしい。子供たちの持つパワーを伝えられれば」と、加藤さんは開会式への意気込みを話していた。
『長野オリンピック・ニュース・エージェンシー』編集室始動
長野オリンピックで大会関係者や報道機関、観客、市民らに情報を提供する『長野オリンピック・ニュース・エージェンシー』(NAONA)編集室が9月1日、長野市南長野の建設会館一階に開設された。
『NAONA』は、国際オリンピック委員会(IOC)のメディアガイドの規定に基づいて設立される長野オリンピックの公式ニュース機関。大会時にはコンピューターによる情報提供システム「INFO」、公式オリンピック新聞、オリンピックラジオの三つの媒体を通じて、日本語、英語、フランス語の3カ国語で情報を発信する。
17日には、長野オリンピック組織委員会(NAOC)の小林實事務総長、吉村午良知事、塚田佐長野市長をはじめ関係者約100人が出席して結団式が行われ、小林事務総長は「最近のオリンピックは情報化時代の大会。公式新聞はメディアの皆さんの話題になるものができると思う」と期待を込めてあいさつした。
オリンピック施設でクレジットカード使えます
長野市はオリンピック競技会場のビッグハット(アイスホッケーA)、エムウェーブ(スピードスケート)、ホワイトリング(フィギュア、ショートトラックスケート)、スパイラル(ボブスレー、リュージュ)の4施設について、使用料金、入場料などにカードによる支払システムを導入する。
オリンピック開催を控え、カードによる支払いが日常化している外国人への利便向上を図るもので、11月ごろの導入を目指している。
同市内会計課によると、昨年暮れから今年にかけて開かれた前大会で、ヨーロッパの選手から練習での施設使用料のカードによる支払いを求められ、選手、施設担当者とも困惑するケースがあったことが、カード導入のきっかけとなった。
選手が練習のために施設を使う際、多くの場合は所属するNOC(国内オリンピック委員会)から一括して使用料が支払われるが、個々で支払う国・地域もあり現金を持ち歩かないヨーロッパなどの選手はその場での支払いができなくなるケースが起きた。
前大会では、帰国後に送金してもらうことで対応したが、手数料がかかる上、何カ月 も送れて入金されることもあって、会計事務にも支障をきたしたという。
カードシステムの導入は、オリンピック開催都市として、国際化、カード社会への対応を図るもので、必要があれば使用施設の拡大も検討する。
東京、横浜、京都、奈良などでの多くの外国人が利用する施設はほとんどが民間か第三セクターで運営されているため、自治体がカードによる支払いシステムを導入するのは「恐らく初めて」(同市会計課)という。
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