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オリンピズムってなんだろう

第6回 オリンピック憲章とJOC

国JOCの活動

じゃぁ、JOCもオリンピック憲章を守りながら活動しているのね?
そうだよ。JOCの公式サイトを見ると、JOCの目的はこう定義されている。
 
オリンピック憲章に基づく国内オリンピック委員会(NOC)として、オリンピックの理念に則り、オリンピックムーブメントを推進し、スポーツを通じて世界平和の維持と国際友好親善に貢献するとともに、わが国のスポーツ選手の育成・強化を図り、もってスポーツ振興に寄与すること
「オリンピック憲章に基づく」ってちゃんと書いてあるね。
そうだよ。オリンピック憲章を一番の拠りどころとした上で、JOCが行っている活動は大きく分けて2つあるんだ。1つは、競技スポーツの選手を育て、強くして、オリンピック競技大会をはじめとする国際総合競技大会に選手を派遣する事業。
JOC以外の組織が、オリンピックに選手を送ることはできないの?
それはできないんだ。オリンピックに選手やコーチを派遣できるのは、その国の国内オリンピック委員会だけだと、オリンピック憲章で決まっているんだよ。
じゃぁ、JOCの責任は大きいのね!
そうだね。だから、JOCは選手を派遣するだけでなく、選手を育てる事業にも力を入れているんだ。東京の北区に、味の素ナショナルトレーニングセンター(味の素トレセン)という施設ができたのは知っているかい?
知ってるよ。いろんな競技の練習場がそろっていて、宿泊施設もあるところでしょう?
そう。その味の素トレセンを利用して、2008年から「JOCエリートアカデミー事業」という事業がはじまったんだ。これは、JOCスポーツアカデミー事業の1つで、ジュニア世代の有望な選手が味の素トレセンで寮生活をしながら、専任のコーチのもとで、競技やコミュニケーションなど、世界に通じるトップアスリートになるためのスキルを身につけるというプログラムなんだ。
わぁ、エリートコースだね。
そう。2009年4月には、2期生としてレスリング、卓球、フェンシングの10名が参加したんだ。2008年から参加しているレスリングと卓球の1期生とあわせて19名のアカデミー生がいて、JOCはこのプログラムを通じて、国際大会で活躍できる一流の選手、将来にわたって社会に貢献できる人材を育てようとしているんだ。JOCスポーツアカデミー事業では、このエリートアカデミーのほかに、指導者を育成する「JOCスポーツコーチアカデミー事業」、現役引退後の選手の生活設計などをサポートする「JOCキャリアアカデミー事業」も行なっているんだよ。
選手だけじゃなくて、コーチも育てたり、引退しても相談できるなんて、すごいね。
選手を育てるプログラムは、ほかにもなにかやっているの?
やっているよ。オリンピックで実施される競技で日本代表として国際大会に参加する選手を「オリンピック指定強化選手」に認定してさまざまな支援をしたり、JOCに加盟している競技団体が主催するジュニアを対象とした大会を、「JOCジュニアオリンピックカップ大会」として後援したりしているんだ。
“スポーツを通じて人間を育てる”っていうオリンピズムを、まさに実践しているんだね。
おや、お前もオリンピズムがすいぶんわかってきたようだな。

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