2006年度スポーツ科学研究への助成決定

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写真左からJOCの河野理事、鈴木大地助教授、鈴木秀典教授、コカ・コーラ東京研究開発センターの橋本代表取締役　写真提供：アフロスポーツ

日本オリンピック委員会（JOC）とオリンピックのワールドワイドパートナーであるコカ・コーラ社の製品開発を担う（株）コカ・コーラ東京研究開発センターによって2006年4月に設立されたアクエリアス基金では、6月末日までに応募のあったアスリートのパフォーマンス向上に役立つスポーツ科学研究の中より17件の研究に助成を決定した。

10月3日に行われた記者発表では、選考委員長を務めた河野一郎JOC理事が「応募総数は71件。いずれもユニークな研究で選考には苦労したが、判断基準として、選手強化の現場を重視したもの、JOCとして取り組むべき課題の解決につながるもの、基礎研究を考慮しつつも応用研究を重視し選考した。助成対象の約3分の1がオリンピアンであることも他にはない特徴といえる」とコメント。

また記者発表に出席した順天堂大学の鈴木大地助教授と日本医科大学の鈴木秀典教授には、（株）コカ・コーラ東京研究開発センターの橋本正代表取締役社長から助成金が授与された。

助成を受けた研究の成果は、研究報告書として2007年3月31日までに基金事務局に提出される。
研究報告書のサマリーはJOCホームページに掲載の予定。