東海大柔道部が21日、神奈川県の同大で世界選手権の報告会を開き、男子100キロ級で初優勝した主将、ウルフ・アロンは「(東京五輪の代表争いで)1歩前に出ただけ。もっと差をつけないと」と新たな決意を語った。
12月のグランドスラム(GS)東京大会で優勝すれば、来年の世界選手権代表に決まる。「そこで勝つのと勝たないのとでは全然違う」と闘争心を燃やした。
OBも出席し、男子73キロ級を初制覇した橋本壮市も「GS東京を頑張りたい」と話した。同60キロ級の高藤直寿は2度目の世界一となったが、リオ五輪は銅メダル。「五輪のすごさを改めて感じるようになった」と語った。(共同)
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