【パリ共同】「待ちわびた」「100年後の再会」―。国際オリンピック委員会(IOC)の創設に尽力した「近代五輪の父」クーベルタン男爵(1863〜1937年)の出身地に、1924年開催以来の夏季五輪が帰ってくる。高い失業率、相次ぐテロに疲弊したパリ市民からは期待の視線が注がれた。
開催決定の13日夜、パリは雨。ライトアップされたエッフェル塔に近いトロカデロ広場で、関係者ら約50人が五つの輪を組み合わせた高さ約5メートルの「五輪モニュメント」を除幕し、拍手と歓声が上がった。
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