黒岩敏幸さんが子供たちにエール！JOCジュニアオリンピックカップ大会支援事業

拡大写真を表示

JOCジュニアオリンピックカップを授与する黒岩敏幸さん　写真提供：エムエイエス情報サービス(有)

日本オリンピック委員会(JOC)は、オリンピックを目指す次世代の子供たちに夢を与えることを目的に、「JOCジュニアオリンピックカップ大会支援事業〜オリンピアンからのメッセージ〜」を実施している。

ハンドボールに続く第４弾は、12月27日、大阪府立体育会館で開催された「JOCジュニアオリンピックカップ／第21回全国都道府県対抗中学バレーボール大会」の閉会式時に実施。式典参加選手及びその指導者・保護者、バレーボール関係者など約200名を対象に、スピードスケート銀メダリストの黒岩敏幸さんより激励の言葉が贈られた。また、(財)日本バレーボール協会が選出した「最も将来に期待する選手」男女各１名に対し、黒岩さんがプレゼンテーターとなり、JOCジュニアオリンピックカップの授与が行われた。

激励の言葉の中で黒岩さんは、「今日は決勝戦を観戦し、皆さんの果敢なプレーを目の当たりにして感動した。アルベール・リレハンメル・長野と3大会のオリンピックに出場したが、特に日本で開催された“長野”は素晴らしいものだった。2016年に東京でオリンピックを開催するために招致活動をしているが、今大会に出場した皆さんにはぜひ日本代表として出場してもらい、自分が味わったあの感動を共有してもらいたいと思う」と期待のエールを送った。

拡大写真を表示

閉会式終了後、黒岩敏幸さん及び銀メダルとともに記念撮影をする女子優勝チーム　写真提供：エムエイエス情報サービス(有)

閉会式終了後は、優勝チームの選手たちにアルベールビル冬季オリンピックで黒岩さんが獲得した銀メダルを披露し、写真撮影等を実施。銀メダルに触れた選手・指導者からは、「思っていたより大きくて重いことにびっくりした」という感想が聞かれたほか、「このような事業を実施してもらえることは、選手・指導者はもとより、関係者にとってもモチベーションが上がるので、ぜひ今後も継続してほしい」という声が聞かれた。

この講話は、今年度内に10競技程度実施される。