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2008.01.22 選手強化

ナショナルトレーニングセンターが供用開始

日本スポーツ界の半世紀に及ぶ悲願であった、日本初のトップレベル競技者専用トレーニング施設「ナショナルトレーニングセンター(NTC)」が東京都北区西が丘地区に完成し、北京オリンピック200日前にあたる2008年1月21日より供用を開始。初日には、体操、レスリングなど10競技団体が合宿・宿泊した。

供用開始に合わせ、文部科学省田中敏大臣官房審議官、小見夏生スポーツ・青少年局競技スポーツ課長、日本スポーツ振興センター(NAASH)小野清子理事長、ナショナルトレーニングセンター笠原一也施設長、日本オリンピック委員会(JOC)福田富昭常務理事/選手強化本部長、浜口京子選手(レスリング)、中川善雄選手(ハンドボール)、水鳥寿思選手(体操)が出席し、NTCにおいて記者会見を行った。

会見で、JOCの福田常務理事は「コンパクトにまとまったすばらしい施設。ここでしっかりとトレーニングをして、世界で勝てるチーム・選手を育てたい」とNTC完成の喜びを語った。また、浜口選手は、「レスリングの練習場は、窓を開けると日が入ってくるので、リラックスしながら強化ができる。北京に向けて、ここで、金メダルを目指してがんばりたいと改めて気の引き締まる思いがした」、中川選手は「ハンドボールは松ヤニを使って競技を行うので、今まで会場選びが大変だった。ここは専用なので思う存分使うことができる。施設も一流だが、いろんな競技の選手と交流がもてるので、意識も一流になれる」、水鳥選手は「スペースが広く、国内用と海外用や男女の器具の入れ替えをすることなく練習ができる。あらゆるTOP選手が集まる施設なので、自分の意識も高まり、金メダルを目指すという自覚ができた」と、それぞれ施設への満足感と練習への意欲を語った。

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