MENU ─ ニュース
2008.06.26 選手強化

千葉真子さんが子供たちにエール!JOCジュニアオリンピックカップ大会支援事業

日本オリンピック委員会(JOC)は、オリンピックを目指す次世代の子供たちに夢を与えることを目的に、「JOCジュニアオリンピックカップ大会支援事業〜オリンピアンからのメッセージ〜」を実施している。

今年度の第2弾は、6月12日、熊本県の菊池市文化会館で開催された「平成20年度JOCジュニアオリンピックカップ第6回全日本ジュニア選手権大会兼2008U19日本代表選手選考会」で実施。大会参加選手及びその指導者・保護者、ボート関係者など約150名を対象に、陸上の千葉真子さんが開会式時に講話し、翌日は大会視察を行った。

講話の中で千葉さんは、「目標は、達成できる事がベストだが、大きな目標があることによって、必ずそれに近づくことが出来ると思う。目標があるのとないとでは、結果は確実に違ってくる。明日からの試合では、目標をしっかり持ち臨んでほしい」と先輩としてのアドバイスを送った。さらに、「陸上競技を通して、早く走る、メダルを獲るということ以上に、強い心、チャレンジの心、諦めない心、そして負けてしまった弱い心、いろんな心を学ぶことができた事は、これからの自分の人生においての大きな宝物になった」と競技人生で学んだことを語った。
また、「2016年に東京でオリンピックを開催するために招致活動をしているが、このオリンピックでは、皆がきっと競技者として一番いい時期を向かえていると思うのでぜひ頑張ってほしい」と後輩たちへ力強くエール。その後、「オリンピックに出場することを将来の目標にしている人はいるか」と会場に問いかけると、手を挙げた客席の選手に、その夢がかなうようにと壇上から降り、一人ひとりの手に2016年オリンピック招致のバッジを手渡し、握手した。

講話の後、「千葉さんの元気な講話を聞いて、自分自身も明るい気持ちになれました」と試合に向け気持ちを高揚させている選手や、「世界の舞台で活躍してきた千葉さんが、ボートのジュニア選手のために激励を行ってくれたことに、選手だけでなく指導者としてもモチベーションがあがった」というボート関係者の方の声も聞かれた。

なお次回は、9月13日に千葉県で開催される、第3回近代五種ジュニアオリンピックカップ兼第5回チャレンジ近代五種国際大会で、オリンピアンによる講話を行う予定となっている。

ページをシェア

CATEGORIES & TAGS


選手強化 の最新ニュース

    最新ニュース一覧