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大林素子さんらが参加 「オリンピックデー・フェスタ in いしのまき」レポート

カテゴリ:震災復興支援
2016.09.23
大林素子さんらが参加 「オリンピックデー・フェスタ in いしのまき」レポート
「オリンピックデー・フェスタ in いしのまき」(写真:アフロスポーツ)

日本オリンピック委員会(JOC)は7月2日、宮城県石巻市の石巻総合体育館で「オリンピックデー・フェスタ in いしのまき」を開催しました。

 オリンピックデー・フェスタは、東日本大震災復興支援JOC「がんばれ!ニッポン!」プロジェクトの一環として、「スポーツから生まれる、笑顔がある。」をスローガンに、オリンピアンやアスリートがスポーツを通じて被災地の皆様とのふれあい活動を行うイベントです。

 参加オリンピアンは、バレーボールの大林素子さん(1988年ソウルオリンピック4位入賞、1992年バルセロナオリンピック5位入賞、1996年アトランタオリンピック出場)と齋藤信治さん(2008年北京オリンピック出場)、体操/新体操の田中琴乃さん(2008年北京オリンピック出場、2012年ロンドンオリンピック7位入賞)、ソフトボールの馬渕智子さん(2008年北京オリンピック金メダル)、カーリングの吉田知那美さん(2014年ソチオリンピック5位入賞)の5人。石巻市の196人の皆さんと、運動会形式のスポーツプログラムでふれあいました。


大林素子さんらが参加 「オリンピックデー・フェスタ in いしのまき」レポート
開会のあいさつを行った大林素子さん(写真:アフロスポーツ)
大林素子さんらが参加 「オリンピックデー・フェスタ in いしのまき」レポート
齋藤信治さんはバレーボール教室で子供たちと触れ合った(写真:アフロスポーツ)

 今回のオリンピックデー・フェスタも、昨年同様にNPO法人石巻体育協会主催事業である「平成28年度いしのまき市民スポーツフェスタ」と同時に開催。開閉会式を合同で行い、オリンピアンは同イベントにゲストとして参加しました。

 開会式では、オリンピアンを代表して大林さんが、「今日は5つのチームに分かれたチーム対抗戦です。チームのみんなで助け合って協力して楽しい1日にしましょう」とあいさつ。続いて、開催地を代表して亀山紘石巻市長が「今日はオリンピアンとの交流でスポーツの楽しさとオリンピックの力を感じてください。大いに汗を流し、スポーツから生まれる笑顔をたくさん作ってほしいと思います」と参加者に呼びかけました。

 オリンピアンはまず、「いしのまき市民スポーツフェスタ」のスポーツ教室に参加。バレーボールの大林さんと齋藤さんは講師としてバレーボール教室に、新体操の田中さんとカーリングの吉田さんはヨガ教室に、ソフトボールの馬渕さんは空手道教室に参加しました。

 大林さんと齋藤さんのバレーボール教室には、100人以上が参加。指導経験の豊富な2人によって、参加者も笑顔で楽しく取り組んでいました。ヨガ教室、空手道教室に参加した3人のオリンピアンも、普段自身がやっている競技とは違うこともあり、新鮮な気持ちで楽しく汗を流していました。


大林素子さんらが参加 「オリンピックデー・フェスタ in いしのまき」レポート
5色玉入れで参加者と触れ合う田中琴乃さん(写真:アフロスポーツ)

 オリンピックデー・フェスタの運動会では、5人のオリンピアンが各チームリーダーとなり、「手つなぎ鬼」「5色玉入れ」の2種目を行いました。初実施となる5色玉入れは、各チーム僅差の勝負となり、結果発表では大いに盛り上がりました。

 参加者全員での集合写真の後は、オリンピアンと参加者によるQ&Aを実施。オリンピアンの経験を聞くだけでなく、オリンピアンそれぞれが持つ競技への思いを聞くことのできる時間となりました。

 閉会セレモニーでは、吉田さんがオリンピックデー・フェスタの聖火として各会場を巡る「つながる火」を紹介。オリンピアン全員からのあいさつで齋藤さんは、「これからたくさんのスポーツにチャレンジしてほしい。多くのスポーツを経験することにより何かをつかむことができ、早く上達すると思います」と話し、馬渕さんは「スポーツは礼儀やあいさつを学べる素敵なものです。体の中から汗をかき、これからも体を動かして笑顔を作っていってください」とメッセージを送りました。


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北京オリンピックの金メダルを持参した馬渕智子さん(写真:アフロスポーツ)

 退場時の見送りハイタッチを前に、司会者より馬渕さんが北京オリンピック金メダルを、吉田さんが今年の3月に世界選手権で獲得した銀メダルを持参していることが紹介されると、会場からは大歓声。参加者のみなさんはとてもうれしそうにメダルに触り、笑顔で会場をあとにしました。プログラムの最後は本年度から全会場で実施するサイン会を実施し、オリンピアンが全参加者へサインを行いました。

 オリンピアン5人はスポーツフェスタ終了後、被災地視察の一環として、復興まちづくり情報交流館の中央館と北上館、大川小学校跡の3か所を訪問しました。バスでの移動の際には、震災の記録ビデオ等を見ながら復興の現状の説明を受けました。また、移動途中、石巻総合運動公園をバスが通る時間帯に合わせ、敷地内に新しく設置された電光掲示板に「オリンピアンの皆さま、本日はありがとうございました。また会える日を楽しみにしております」とお礼の言葉が表示されると、オリンピアンも感激した様子でした。
 その後、東日本大震災でもっとも多くの被害があった石巻市の中で、ほぼ全員の生徒が亡くなった、大川小学校跡を訪ね慰霊碑に献花を行い、参加者全員で黙祷をしました。オリンピアンは当時の被害状況を写真や現場から感じ取った様子で、絶対に忘れないとの思いをさらに強くしていました。





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