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2013.11.05 キャリア支援

JOCの就職支援「アスナビ」:経済同友会メンバーが味の素トレセンを見学

JOCの就職支援「アスナビ」:経済同友会メンバーが味の素トレセンを見学
バドミントンの練習を熱心に見学

 日本オリンピック委員会(JOC)は、平成22年よりトップアスリートの就職支援ナビゲーション「アスナビ」支援説明会を経済同友会の協力のもと実施しており、アスリートの声を直接企業に伝えることで選手の採用につなげています。
 その一環として10月17日に経済同友会の産業懇談会メンバーが強化現場の最前線である味の素ナショナルトレーニングセンター(以下味の素トレセン)を見学しました。産業懇談会は、会員相互の交流や情報交換を目的に活動し、年に一回程度見学会を実施し、今回は14あるグループの一つである「第3木曜グループ」のメンバー8社8名が参加しました。

■トップアスリートの練習環境に熱視線
 メンバーは、味の素トレセンと隣接する国立スポーツ科学センター(JISS)に関するDVDを視聴後、19歳以下の日本代表選手の合宿が行われているバドミントン練習場視察。選手たちの熱のこもった練習を見学し、説明を担当したスタッフにさまざまな質問を投げかけました。
 続いて体操競技の練習場を訪れ、男女全ての種目で使用される器具をそろえた設備に驚くとともに、新技を開発する際に使用する柔らかいマットレスなどを体験。アスリートの身体能力の高さを再認識していました。

JOCの就職支援「アスナビ」:経済同友会メンバーが味の素トレセンを見学
「アスリートヴィレッジ」の寝室ではベッドの違いなどが紹介された
JOCの就職支援「アスナビ」:経済同友会メンバーが味の素トレセンを見学
タブレットを用いた栄養指導が行われた

■宿泊施設「アスリートヴィレッジ」も視察
 卓球場、柔道場、ハンドボール場の視察に続いて、選手たちが宿泊する「アスリートヴィレッジ」に移動し、寝室で、選手がリラックスする空間を体験。体の大きさが考慮され、疲労を取るために高反発マットレスを使用したベッドが紹介されると、参加者は感心した様子を見せました。

 続いて、アスリートの体をつくる食について知るため、栄養管理食堂「サクラダイニング」に移動。参加者も昼食として、バイキング形式で料理を取り席につきました。ここではアスリートが実際に行っている栄養管理システムを使用し、選んだメニューの栄養価やバランスについて管理栄養士から指導を受けるなど、アスリートに対する栄養指導について学びました。

JOCの就職支援「アスナビ」:経済同友会メンバーが味の素トレセンを見学
アスリートの採用を呼びかける八田ディレクター

 最後に八田茂JOCキャリアアカデミーディレクターが「アスナビ」の概要を紹介。さらなるアスリートの就職支援を呼びかけて視察は終了しました。終了後、参加者からは「選手が国際舞台で活躍するためにも、国を挙げた支援が必要なことが理解できました」、「オールジャパンで勝ち取った2020年東京オリンピックに向けて、メダルを増やしていくためにも、このような施設の活用が重要だと感じました」といった感想が聞かれました。
 
 JOCでは今後も一人でも多くの選手と一社でも多くの企業が、双方にとってプラスになる雇用関係を実現できるよう「アスナビ」を通じた就職支援を行っていきます。

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