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がんばれ!ニッポン!シドニー大会レポート

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「今朝も6時に起きて走りました」高橋尚子選手の一夜明け記者会見

25日、昨日陸上女子マラソンで日本初の金メダリストとなった高橋尚子選手が小出監督と共にメインプレスセンターで行われた記者会見に臨んだ。

●金メダル獲得から一夜明けた感想は?

高橋選手:
「まだやはり実感がわきません。昨夜は寝たのが3時半と遅かったのですが、朝6時に目が覚めて走りたいと思い、走りました。自分は走ることが好きだと実感しました。」

小出監督:
「高橋はよくここまで故障もなくこれたと思った。目的があって練習するのは皆同じだけれども、優勝できたということで世界一のトレーニングができました。」

●「実感がない」と繰り返し言われていますが、それはなぜだと思いますか?

高橋選手:
「当日も前日も緊張がなく、まるで練習の前のようでした。普段の生活の1日が終わったという感じで競技が終わったという感じがなかったからです。」

●標高3500mでのトレーニングについて

高橋選手:
「標高3500mでの練習は、昨日のレースよりもきつかったです。(練習では)体が酸素をくれと叫んでいるような苦しさでしたが、あの練習はよかったと思います。」

●昨日試合後はどのように過ごされましたか?

高橋選手:
「ドーピング後に、料理を作ってもらい軽いものをいただきました。その後は表彰式のときにシモン選手(ルーマニア)にマクドナルドをごちそうになり、チェプチェンバ選手(ケニア)と皆で食べました。そして、宿舎に戻ってから監督とカップラーメンを食べて寝ました。お祝いというお祝いはしていませんが、(頂いたものは)ひとつひとつ心のこもったあたたかいもので、うれしかったです。」

●今後の予定は?

高橋選手:
「12月の駅伝のメンバーになれるようにがんばっていきたいと思います。」

●日本に帰って真っ先にしたいことは?

高橋選手:
「食べること、と言いたいところですが、応援してくださった方々と会って、ありがとうございましたと言いたいです。そして、それからおいしいものを食べたいと思います。」

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