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長野1998


ボブスレー BOBSLEIGH

見どころ

ボブスレーは氷でできたコースを鋼鉄製のそりで滑走する競技で、そのスピード(最高時速約130km)と豪快さから「氷上のF1」と呼ばれています。そりには「ランナー」と呼ばれる刃(滑走部)が前後に2対と、ハンドル、ブレーキがついています。
ボブスレー競技には、男子2人乗りと男子4人乗りの2種目があります。冬季オリンピックでは、第1回シャモニー大会から正式種目となっています。

そりの規格
そりの規格、重量(選手の重量を含む)は規則で定められていて、損傷ない限り1チームは競技中に1台のそりと1セットのランナーしか使用できません。また、ランナーの温度は、基準ランナー(主催者が屋外につり下げたもの)との温度差が4度以内でなくてはいけません。

競技の方法
滑走タイムが100分の1秒で計時され、オリンピックでは、4本の滑走タイムの合計で争われます。スタートでは、選手全員でそりを押し、選手は滑っていくそりに素早く順番に跳び乗ります。この最初にそりを押すスピードが勝敗を大きく左右します。選手が乗った後ゴールするまでは、一番前でハンドルを操作する選手(パイロット)の腕のみせどころで、他の選手は空気抵抗を少なくするためにひたすら小さくなっています。ブレーキはゴールするまで使用できません。

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