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アトランタ1996


日本代表選手結団式&壮行会レポート

熱気に満ちた雰囲気をに再現!ONLINE壮行会で日本代表選手を応援しよう!


結団式レポート
7月12日。東京の「新高輪プリンスホテル」で、アトランタ五輪日本代表選手団の結団式と壮行会が開催された。史上最多499人の選手団を送り込む今回の日本代表選手団。一部、すでに現地で強化合宿中の選手をのぞき、まさに日本を代表するアスリートたちが赤いブレザーに身を包んで勢揃い。会場には熱い期待感が満ちあふれた。

皇太子殿下も激励のお言葉を。谷口主将が「つまづいちゃいました!」

結団式には皇太子同妃両殿下をお迎えし、また来賓として奥田幹生文部大臣、メリエレン・カントリマン在日アメリカ大使館大使代理が参加して選手を激励。選手団の主将を務める陸上マラソン代表の谷口浩美選手が「決意表明」の力強い言葉で激励に応えた。

団旗授与のセレモニーでは、古橋団長の手から、
開会式で旗手をつとめる田村亮子選手に団旗が手渡された。

皇太子殿下のお言葉−全文−

アトランタにおいて開催される第26回オリンピック競技大会に出場される日本代表選手団の結団式に臨み、選手及び役員の皆さんをお送りすることを誠にうれしく思います。
クーベルタンの提唱により、アテネで第1回のオリンピック大会が開催されてから100年という区切りの年を迎え、今回の大会は、IOCに加盟する197の国と地域がすべて参加し、最も多くの種目が実施されると聞いております。
この記念すべき大会に参加される選手、役員の皆さんが、オリンピックの意義を深く念頭に置き、世界各国の人々と交流を深め、オリンピックにとって新しい世紀への歩みを共に刻まれることを希望します。
大会の時期は、高温多湿という大変厳しい気候条件となるとも聞いております。選手の皆さんには、健康に充分留意され、競技の場において日頃の成果を発揮されるよう願っております。
選手の皆さんの大会での活躍を祈り、結団式に寄せる言葉といたします。

皇太子殿下からのお言葉のあと、来賓からの祝辞、古橋団長からの挨拶と続き、いよいよ谷口主将の「決意表明」。翌日の新聞などでも報道されたように、ここで谷口選手、ちょっと「つまづいちゃった」のだった。でも、さすがに世界の大舞台で豊富な経験を積んできている谷口選手。ちょっとした「つまづき」をパフォーマンスに感じさせるほど、最後まで力強い言葉でアトランタでの活躍を誓ってくれたのだった。

主将決意表明を再現だ!

えーわたくし達は、日本代表選手の栄光を手に・・・(約6秒)・・・手にする・・(約1秒)・・喜びに浸る間もなく、その責任の大きさに・・(約5秒)・・身が引き締まる思いでいっぱいです。日本代表選手団のキャッチフレーズである「限りなき挑戦アトランタ」に向けて選手一同は力を合わせ(このあたり一気に話しきった!)アトランタの地で精一杯戦い、みなさんからいただいた励まし、期待に応えるべく、つ、全力を尽くします。日本選手団、主将、谷口浩美。

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