MENU ─ ニュース
2004.08.10 オリンピック

日本代表選手団、アテネで初の記者会見を開催

日本代表選手団、アテネで初の記者会見を開催
ティラス・オディシオ団長(左)と竹田団長
日本代表選手団、アテネで初の記者会見を開催
左から林副団長、竹田団長、福田総監督

8月10日、入村式に引き続き、オリンピック村の記者会見場では、竹田団長から
イラク代表選手団ティラス・オディシオ団長(事務局長)へ、スポーツ用品の授与
が行われた。
オディシオ団長は、2月に日本で行われた会合の内容の通り、選手の受け入れ、
航空運賃、スポーツ用品などの援助をJOCが全て実行したことに感謝の意を述
べた。

本隊アテネ到着後、初めての日本代表選手団の記者会見には竹田団長、林副団長、
福田総監督、医務担当の増島本部役員、警備担当の河野役員が出席。
竹田団長から、10日現在24競技団体、325名の選手団がアテネ入りしていることが発
表された。またアテネ市内や競技場の設備も無事整い安堵していること、選手たちも
本番に向かって順調に準備中であると報告された。
林副団長は、競技会開始まであと4日となり、トレーニングの現場では選手たちが最
終調整に入り、順調に推移していること。また警備面でも選手が安全に、安心して取
り組めるよう努めていると報告。
福田総監督は、昨日から選手たちは時差調整、試合時間に合わせた練習に入っている。
各競技の状況では、柔道の谷亮子選手のケガはもうあまり気にならない様子、シンク
ロ、バスケット、ソフトボールなども順調。
ただ昼夜の温度差が大きいため、部屋のエアコンの使用に注意を促している。会場を視
察したところでは、柔道の畳は今回からブルーに変わり(前回まではグリーン)、きち
んと敷き詰められていたこと、バレーボール会場はあと少しの工事で完成というところ
までできている。各会場とも素晴らしい仕上がりになったと実感している、とコメント
した。
医務担当の増島本部役員は、1泊目にエアコンの使用方法が分からずに、室温を下げら
れなかった選手が数名いた。昼夜の温度差や室温調整については、選手一人一人に徹底
していると語った。
警備担当の河野本部役員は、選手が安全、安心に試合に取り組めるよう、ギリシャ国と
連携して万全を期していると話した。

ページをシェア

CATEGORIES & TAGS


オリンピック の最新ニュース

    最新ニュース一覧