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2004.08.10 オリンピック

【カヌー】記者会見行われる

【カヌー】記者会見行われる
左から白田選手、足立選手、竹屋選手、鈴木選手、北本選手

8月9日(月)夜、オリンピック村記者会見場でカヌーの記者会見が
行われ、畑満秀監督、大河文昭コーチと、北本忍選手、鈴木祐美子選手、竹屋
美紀子選手、足立美穂選手、白田美由希選手の全員が顔を揃えた。
昨年の世界選手権で出場権を逃したカヌーのフラットウォーターレー
シング競技、女子カヤックは、今年5月のアジア大陸予選でシングル、
とフォアで出場。両種目で1位となり、シングル、ペア、フォアの3
種目でオリンピック出場権を獲得した。

アテネ大会では8月23日がフォア予選、25日準決勝、27日決勝。シン
グルとペアは24、26、28日の同日開催となる。このため5人の選手は、
フォアに北本選手、鈴木選手、竹屋選手、足立選手の4名が出場。ペアは北本選手・鈴木選手、
シングルは白田選手という構成で出場する。

畑監督は、大陸予選で選ばれたフォアチームの実力は僅差であること、
ペアはワールドカップでA決勝に残った北本選手、鈴木選手が7位の実力がある
と言った。
またアテネの風の状況は、この4日間の練習で、1−2日目が1〜2m
の向かい風、3−4日目が4〜5mの追い風。風のわりに波は小さいと
いう印象を持ったという。

選手たちは、目前に迫った大会について、現在の心境を「毎日ペアとフ
ォアを練習中。日に日に調子が上がっている。あと1週間しっかり追い
込んで、今までで一番良い展開ができる気がしている(北本選手)」「ワー
ルドカップと世界大会で手ごたえを感じた。今の状況を維持して上位を
目指したい(鈴木選手)」「9年間カヌーをしてきたが、このような大舞台
で戦える喜びを感じている。のびのびとしたレースをして8位以内入賞
を目指す(竹屋選手)」「これまでにない仕上がりで調整できている。集大
成としていいレースをしたい(足立選手)」「シニアの国際大会の経験は少
ないが、精一杯がんばる(白田選手)」とコメントした。

アテネ大会のカヌー・カヤック競技には、フォア10カ国、ペア14カ国、
シングル22カ国が出場する。中国を筆頭に、ロシア、ハンガリー、ポー
ランド等が強豪。
11月から10日ほど離れただけで、いつも一緒に合宿、海外遠征を行って
きた日本代表チーム。密かにメダルを狙っている、と畑監督は語った。

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