令和4年度 JOCオリンピック・ムーブメント事業専門部会 スポーツ環境保全活動報告書
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協会事務局内協会事務局内と指導● 大会成績のデータ活用による効率化と印刷コスト・資源使用の抑制 全日本ナショナルチーム強化合宿では会場内にポスターを掲示し、「来たときよりもキレイに!」のスローガンのもと、合宿中の場内美化と保全に努めた。 協会理事会において会場内にポスターを掲示し、役員間に競技環境保護活動への理解を促した。〈・データ活用による効率化と印刷コスト・資源使用の抑制〉 協会主催大会では、SNSおよびWebで詳細な成績データを公開することで、紙による配布を抑制した。また最終成績のデータ(メール)での提供や、複写式スコアシートの使用量削減も推進し、印刷コストや用紙使用量の削減につながった。JAPAN BOWLING CONGRESS1.実施概要 令和4年度のスポーツと環境保全への啓発活動は、協会総務委員会の普及・広報部会が担当し実施した。「施設を大事にすることが、自分の最高のプレーを引き出す」というテーマのもと、具体策としての大会における活動は競技委員会の協力のもと実施した。2.令和4年度事業活動●各種事業における環境啓発ポスター掲示● 競技環境保全のためのルール、マナー等周知徹底3.具体的な活動実施内容とその成果〈各種事業における啓発・指導〉 協会主催各大会の監督会議において、競技環境保護に関することや、ルール、マナーの遵守について注意喚起を行った。大会中は場内アナウンスで使用後の競技エリア美化についてなど注意喚起した。 JOCジュニアオリンピックカップ第46回全日本高校ボウリング選手権大会では、会場内に環境ポスターを掲示し、大会優勝者によるポスター披露を実施した。874.全体的な成果と今後の課題・活動方針 ここ数年、新型コロナウイルス感染症の影響で事業開催計画の変更が多発していたが、令和4年度はほぼ計画どおりに遂行することができた。選手にゴミの処分と私物の管理を徹底することを、感染拡大防止対策の一環として促してきたが、身の回りを整える意識の定着にも効果があり、競技会場内の環境保全にもつながった。 今後は会場内収容人数の緩和が見込まれ、選手以外の入場者が増加するため、会場内の環境保全の要請を選手に限らず広く促していく必要があると考えている。(公財)全日本ボウリング協会

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